今日から学校は夏休みです。
朝の通勤途上で挨拶を交わす小学生の集団登校の列に出合うこともなく、
ちょっぴり寂しさというか、物足りなさを感じています。
さて、夏休みといえば、「腕を前から上にあげて大きく背伸びの運動」……。
今日の朝日新聞「天声人語」には、 ラジオ体操のことが次のように書かれていました。
『ラジオ体操の歴史は古い。昭和天皇の即位の大礼に合わせて1928年に始まり、
戦時中は「国民精神総動員」の号令下、国威を高める場ともされた。
戦後の占領当局は「300万人を一斉に動かす軍国日本の活動だ」と廃止を迫る。
動きや伴奏曲を一新して再開された』
そのラジオ体操といえば、小学生の頃、
夏休みには朝早く起きて、近くの公園に通ったことを思い出します。
参加した証拠に、体操の後でスタンプを押してもらうことが、
なぜかとても楽しみでした。
そして今、私は平日には、午前5時に起床して自分のお弁当を作り、
午前6時25分から放映されるNHKテレビの 「みんなの体操」をすることが、
昨年7月からの日課になっています。
昨年3月の定年退職後、第三セクターの民間企業に就職し、
バイク通勤をすることになって、運動不足を解消するために始めたものでしたが、
今年の4月に転職して通勤手段が変わり、
徒歩で往復約30分歩くようになってからも、 なんとかテレビ体操を続けています。
「続いている」ことといえば、このテレビ体操のほかに、
お弁当づくり、就寝前の読書、そして、この日記を書くことがあります。
なお、先ほどのコラムには、ラジオ体操について次のようなことも書かれていました。
『各人が体力や気分に応じて体を動かす。
無理をしないことが長続きの秘訣(ひけつ)かもしれない。』
ラジオ体操に限ったことではなく、
年を取ってから物事を長続きさせるためには、
「無理をしないこと」が大切なのかもしれません……。
というか、「無理ができない」体になってしまいました。(苦笑)