日経新聞「やさしい経済学」では、今月1日から
『シニア雇用の人事管理』というコラムの連載が始まっています。
その第一回目のタイトルは、「戦力化へ企業・社員とも覚悟を」というもので、
次のような記述がありました。
『高齢者をめぐる労働市場の概況は、
将来にわたって「労働力人口のほぼ5人に1人は60歳以上」というものです。
これは企業の平均的な社員構成を表しています。
企業は、シニア社員が「社員のほぼ5人に1人」という
大きな集団になる時代を迎えているのです。
ここまでくるとシニア社員の戦力化は、
企業にとって「覚悟」を持って取り組まざるをえない経営課題になります。
シニア社員の側も事情は似ています。
定年後は余生のように働くことが許される時代ではありません。
60歳を超えても職場の戦力として働くため、
キャリアと働き方を考え直す「覚悟」が求められます。
どんな施策を考えても、覚悟がなければ機能しないし、
覚悟さえあれば道は開けます。
シニア社員が活躍する人事管理を構築するうえでまず求められるのは、
会社もシニア社員も本気になって事に当たる覚悟を持つことなのです。』
う~む………。(絶句)
この記述のなかでも特に、
「定年後は余生のように働くことが許される時代ではありません。
60歳を超えても職場の戦力として働くため、
キャリアと働き方を考え直す「覚悟」が求められます。」には、
正直、ドキリとしました。
私の今の職場は、定年退職後、二度目の職場となります。
本人は本人なりに、一所懸命頑張っているつもりなのですが、
今の勤務先からみると、私の「覚悟のなさ」が見て取れて、
「戦力」には「はてなマーク」がついているように思います。
シニア社員の一員として、
「本気になって事に当たる覚悟」をどのように身に付けるべきなのか……。
これからの連載記事を、「覚悟」をもって読みたいと思います。(苦笑)
連載記事を読み終えたら、その感想文をこの日記に書くことにします。