今日8日から、夏の甲子園が始まりました。
愛媛代表の済美高校は、福岡代表の東筑高校に、10対4で勝利しました。
夏の甲子園一回戦で愛媛県のチームが勝ったのは久しぶりのことで、
県民の一人としてとても嬉しく思います。
さて、話は変わりますが、昨日7日の日経新聞「核心」は、
原田亮介・論説委員長の執筆による
『就労寿命延びる未来は~65歳以上の働き手生かせ』というタイトルの論評でした。
記事によると、
「ライフ・シフト~100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットンら著)では、
2007年生まれの人の半数が何歳まで生き残るか、主要国の予想を紹介していて、
最長は日本で107歳、欧米各国は102~104歳とのことでした。
「いま50歳未満の日本人は、100年以上生きる時代を過ごすことになり、
このことが仕事や社会のあり方を根本から変える」というのが、
この本で書かれている主張のようです。
人生100年時代には、
「勉強の約20年、会社に勤めて約40年、老後の20年」
という 人生80年時代とは違った多様な生き方が前提になることが、
記事を読んで理解できましたが、
そのことよりも、私が興味を持ったのは、
高齢者の働き方に関して、職場に溶け込めない「問題高年齢社員」が、
次のような5つのタイプに分類されていたことです。
① 過去の仕事のやり方に固執する「勘違い型」
② 当事者意識に欠け、周囲への文句が多い「評論家型」
③ 仕事は会社が準備すべきだという「会社依存型」
④ 新しい業務知識を学ぼうとしない「現状固執型」
⑤ 再雇用後の賃金に見合う仕事はこの程度と周囲に公言する「割り切り型」
う~む、なるほど……。 私の周辺を見渡しても、再就職後に、
この5つのタイプに分類されるOB職員が結構いるような気がします。
では、私はどうなのでしょう……?
この全部に当てはまる「問題高年齢職員」ではないかと自問しています。
故事ことわざの
「人の振り見て我が振り直せ」、「人こそ人の鏡」を思い起こした次第です…。