しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

台風一過の雑感(続き)

昨日の続きです。

今朝の愛媛新聞の、17日午後8時55分ごろに撮影された

危険水位に迫る緊迫した重信川の写真を見て、改めてびっくりしました。

こんなに水位が上昇した重信川は、私は生まれてこの方、見たことがありませんでした。

ところが、今朝の通勤途上で、伊予鉄郡中線郊外電車の車窓から見た重信川は、

いつも見慣れている重信川と、ほとんど変わらない状態になっていました。


ところで、その新聞報道によると、

台風18号は、県内でも住宅1棟の半壊や多数の床下・床上浸水の被害が明らかになったほか、

鉄道など交通機関の乱れも続いたようですが、

一方では、貯水率の低下で冬場の渇水が心配されていた松山市石手川ダムは、

18日正午までにほぼ満水となったとのことでした。


また、愛媛国体ボート競技会場の今治市の玉川ダムでは、

貯水率低下でコース短縮も視野に準備が進められていたところ、

台風の雨で貯水率が満水近くまで回復したことで、

予定どおり千メートルコースで行う可能性が出てきたとのことでした。


う~む‥‥‥。(沈黙) ちょっと複雑な心境です。

被害や混乱をもたらした台風が、

一方では、(不謹慎な表現かもしれませんが)「恵み」というものを与えてくれたとは‥‥‥。

私なりの結論としては、いくらAIなど科学技術が発達しても、

人間は自然の前、あるいは神の前では、常に謙虚であるべし‥‥といったところでしょうか。