今日で平成29年度も終了です。私も定年退職してから2年が経過しました。
さて、今月24日に、形の上では保育園を卒園した孫娘ですが、
実際は、引き続き今日まで保育園で面倒をみてもらっていました。
ですが、それも今日で終わりです。
娘によると、来月2日から孫娘が小学校に入学する来月9日までの間は、
児童クラブに預けることになるそうです。
振り返ると、孫娘は乳幼児の頃から保育園に預かってもらい、
しかも、娘は仕事で定時に帰ることが難しく、毎日のように延長保育を利用してきました。
ですから、孫娘は自宅で母親と過ごす時間よりも、
保育園の先生方と過ごす時間の方が長かったと思います。
その延長保育について、今日の「東洋経済ONLINE」を読むと、
我が国ほど延長保育が普及している国はないとのことで、次のように書かれていました。
http://toyokeizai.net/articles/-/214468
『保育制度が整っている先進国の取り組みを見ていきましょう。
たとえば、子どもが保育を受ける権利を保障しているノルウェーでは、
1歳から5歳の子どもの9割が保育園入園を希望し、全入できています。
ただし、保育園の開所時間は、午前7時ごろから午後5時ごろまでの10時間が一般的。
2011年の調査では、週当たりの平均在園時間は35時間で、
実際の利用時間も短いことがわかります。
北欧のほかの国でも、早朝に開園して午後5時、6時ごろに閉園するというパターンが多く、
保護者が子どもを迎える時間帯は午後4時ごろが多いといいます。
これらの国では、親たちは短時間勤務制度や、フレックスタイムをよく利用しています。
フランスは、日本と同じように保育園の待機児童が多い国ですが、
保育ママ(母親アシスタント)などの多様な保育制度が利用できるため、
日本ほど待機児童問題が深刻になっていないと言われます。』
う~む、なるほど‥‥。
どうやら、結論としては、日本の保育は、ほかの国と比較して、
開園時間が長くて保育士の数が不足している状態のようです‥‥。
さらに記事では、次の点を指摘していました。
・「保育」と「働き方」は、まさに表裏をなす問題。
現状は、「働き方」が膨張しすぎているために、それが社会のコスト(負担)になっている状態。
・「働き方」の問題は職場風土や経営の問題に根ざしており、個々人では解決できない。
いや、ゴメンナサイ‥‥。孫娘の話題が、いつの間にか固い話になってしまいました。
とにもかくにも、厳しい職場環境のなか、保育園の先生方には大変お世話になりました。
本当にありがとうございました。