しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

複雑な心境です

今日の日経新聞一面コラム「春秋」は、次のような内容でした。

割愛せずにその全文を引用させていただきます。


『「一寸(ちょっと)前なら憶(おぼ)えちゃいるが 一年前だとチト判(わか)らねェなあ」。

 その昔、大いにはやった「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」はこんなセリフから始まる。

 消えた恋人を追う男に、港町の連中はけんもほろろ‥という設定である。

 「ワルイなあ 他をあたってくれよ」 盛り場の遊び人は1年前のことも覚えちゃいまい。

 が、首相秘書官を務めたエリート官僚なら3年前の面会くらい思い出せはしないだろうか。

 学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、愛媛県職員らが官邸を訪ねたときの文書が出てきたのに、

 柳瀬唯夫・現経済産業審議官は「記憶の限りでは」会っていないという。

 柳瀬さんは昨年の国会でも「記憶にない」を連発していた。

 この期に及んで否定を重ねるのは、面会を認めると疑惑がまた広がるからか。

 文書には「本件は首相案件」との発言も記してあるそうだ。

 事実なら、加計学園による獣医学部新設計画を把握したのは

 「2017年1月20日」だという首相の説明も揺らぎかねない。

 岩盤規制を打ち砕き、獣医学部は半世紀ぶりに誕生した。

 なのに、いまだ霧が晴れぬのでは国家戦略特区の名折れである。

 野党も追及に躍起だが、いきり立つばかりでは「他をあたってくれよ」の繰り返しだろう。

 蛇足ながら「港のヨーコ」探しの男は歌詞が進むにつれて着実に相手に迫り、

 最後には居場所にたどりつく。』


う~む、なるほど‥‥。

ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンドの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」ときましたか‥‥。

とっても懐かしいです。でも、コラムでいう最後の歌詞が思い出せなくて、ネットで調べてみました。

♬ たったいままで座っていたよ あそこの隅のボックスさ

  客がどこかをさわったって 店をとび出していっちまった

  うぶなネンネじゃあるまいし どうにかしてるぜあの娘

  あんた あの娘に惚れてるね! 港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ


居場所にはたどりついたけれど、本人には会えなかったというのがオチでしたよね‥。

それにしても、連日の報道で、愛媛県も随分と全国的に名前が知れ渡りました。

県人としては、できれば、もっと明るく前向きな話題で、名を馳せてほしかったです‥‥。

とっても複雑な心境です。