一昨日のこの日記では、『勝ち残るのはどの業態?』と題して、
『近い将来、小売業界で勝ち残るのは、ネット通販か、ドラッグストアか、コンビニか、
それとも、スーパーや百貨店が巻き返すのか‥‥。
消費税増税前後の、小売業各業態の経営戦略にも注目したいと思います。』と書きました。
すると、今日の「NHKニュースおはよう日本」の「おはBiz」のコーナーで、
関口博之キャスターが、ユニー・ファミリーマートHDの高柳浩二社長に
ディスカウントストア「ドンキホーテHD」との提携のねらいなど
今後のコンビニ経営戦略についてインタビューされていましたが、
そのなかで高柳社長が、次のように述べられていたのが強く印象に残りました。
・流通業は一般的に両極ある。
片方の極端は、デジタル化して非常にドライな店づくりというのがある。
一方はアナログで、もうちょっとウエットなもの。
昔あった八百屋さんとか、人と人との接点を含めてアナログだけどウエットな形態。
・特にコンビニはどちらかというとデジタル系に寄せてきているところがあって、
(ドン・キホーテとの提携で)こっち(アナログ)に振ってみたら、
どんな感じになるんだろうかという実験。
・これからのコンビニは「買い物が楽しい」とか、「面白いことがある」、
「面白いものを見つけた」という店を、ある程度考えていかなければいけない。
変わっていく必要があると思う。
う~む、なるほど‥‥。
「デジタルでドライ」と「アナログでウェット」ですか‥。すごく分かりやすい表現ですね。
確かに、これまでのコンビニは、効率重視の「デジタルでドライ」な店舗だったかもしれません。
でも、今朝の番組を見て、コンビニはまだまだ進化するような予感がしてきました。
まさに、ダーウィンの「唯一生き残ることが出来るのは変化できる者である」の世界だと思います。