しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

それなりに時間をとられるもの

昨日11日の日経新聞「プロムナード」は、

俳人・神野紗希さんの『全部やだ男(お)』というタイトルのコラムでした。

そこでは最近、「名前のない家事」が話題だとして、次のようなことが書かれていました。


『「名前のない家事」が話題だ。掃除、洗濯、料理といったメジャーな家事のほかにも、

 生活は些細(ささい)な家事にあふれている。

 乾いた食器を棚に戻す、トイレットペーパーを補充する、裏返った靴下を直す‥‥

 ひとつひとつは小さなアクションだが、積み重なるとそれなりに時間をとられる。

 夫婦共働きが当たり前になった現代、

 これらの些細な仕事が、家事分担の不平等感を生む原因になっているという。

 夫が残したおかずにラップをかけて冷蔵庫へしまうとき、

 ふと「食べてくれたらこの手間いらないのに」と思う妻。

 逆に夫は「ボトルの麦茶を1cmだけ残すなんて。飲み切って新しいの入れてよ」と

 イライラしているかもしれない。

 これまで、名前がなかったがゆえに無視されがちだった、こまごまとした家事。

 「名前のない家事」という名前を与えることで、その家事の存在が、目に見えるものとなった。

 分担し改善する対象として、存在を認識できるようになったのだ。』


う~む、なるほど‥‥。「名前のない家事」ですか‥‥。

些細な家事なら、この私にもたくさんあります。

「ご飯を研いで炊く」、「洗濯物を畳む」、「洗濯物を所定の位置に入れる」、

「食洗機の食器をもとの位置に戻す」、「食器を定位置に並べる」、「食器を洗う」、

「ゴミを集める」、「ゴミを分別する」、「ゴミ出しに行く」、「お弁当を作る」、

「休みの日の昼食を作る」、「休みの日に買い物に行く」‥‥。


神野さんご指摘のとおり、これらが積み重なるとそれなりに時間をとられます。

一方、妻は、仕事帰りの買い物や夕食作りのほかには、

庭木の剪定、家周りの清掃、庭の雑草取りなど‥‥。


はぃ‥、ということで、我が家では、どちらが「男」でどちらが「女」なのか、

ほとんど区別がつかなくなっています。(苦笑)