猛暑が続くなか、今月17日付けの第一生命経済研究所のマクロ経済分析レポートには、
次のような興味深いことが書かれていました。
『仮に今年の夏も猛暑となれば、幅広い業界に恩恵が及ぶ可能性がある。
過去の実績によれば、猛暑で業績が左右される代表的な業界としてはエアコン関連や飲料関連、
目薬や日焼け止め関連のほか、旅行や水不足関連がある。
そのほか、冷菓関連や日傘・虫除け関連といった業界も、
猛暑の年には業績が好調になることが多い。
さらに、飲料の販売比率の高いコンビニや猛暑による消費拡大効果で、
広告代理店の受注も増加しやすい。
缶・ペットボトルやそれらに貼るラベルを製造するメーカー、
原材料となるアルミニウム圧延メーカー、
それを包装するダンボールメーカーなどへの影響も目立つ。
さらには、ファミレスなどの外食、消費拡大効果で荷動きが活発になる運輸、
猛暑で外出しにくくなることにより販売が増える宅配関連なども、
猛暑で業績が上がったことがある。
一方、食料品関連やガス関連、テーマパーク関連、衣類関連などの業績には、
過去に猛暑がマイナスに作用した経験が観測される。』
う~む、なるほど‥‥。
個人的にはもうこれ以上の猛暑は勘弁願いたいけど、
日本経済にとっては、幅広い業界にプラスに働くものなのですね‥‥。誠にご同慶に堪えません。
我が家では、エアコンや冷蔵庫が、すっかり効きが悪くなって、そろそろ買い替えの時期なのですが、
懐具合を考慮すると、なかなか踏ん切りがつきません。
GDPの押し上げに貢献できなくてゴメンナサイ‥‥。
ところで、本の売れ行きは、猛暑と関連があるのでしょうか‥? 単純な疑問です。