久しぶりに睡眠に関する日記です。
昨日8日の日経新聞「こころの健康学」に、認知行動療法研修開発センターの大野裕先生が、
『睡眠、普段のリズムが大切』と題して、次のようなことを書かれていました。
『まだ眠くもないのに床に入って寝ようとしても、寝つけるものではない。
「早く寝ないと」と焦りの気持ちが出ると、かえって緊張して目がさめることが少なくない。
どのようなときでも床に入るのは眠くなってからにした方がよい。
10分、20分と眠れない場合には一度床から起き出して、ゆっくりと時間を過ごし、
眠気が強まったところでもう一度床に入るようにする。
「明日は大事な行事があるから」と早く床に入るのも勧められない。
聞き慣れない言葉だが、睡眠の専門家の間で言われている「睡眠禁止ゾーン」という用語がある。
1日の中でも覚醒度が一番高い、つまり一番眠くない時間帯を指す言葉で、
いつも寝ている時間の2時間前がそれに当たるという。
だから「明日のために」といつもより1時間も2時間も早く寝ようとすると、
寝つけずにイライラして緊張感が高まり、ますます眠れなくなってしまう。
いくら翌日に大事なことが控えているからといっても、
早く寝ようとしていつもの生活のリズムを崩すのは逆効果なのだ。
真面目な人ほど十分に準備しないといけないと考えて無理をしがちだが、
普段のリズムを大切にすることが大事だ。
自分を信じ、いつもと同じように生活するのが自分の力を最大限発揮するためのコツだといえる。』
う~む、なるほど‥‥。
「睡眠禁止ゾーン」という時間帯があるのですね‥‥。初めて知りました。
でも、私の場合、午後10時までには寝床に入るので、
そうなると、「睡眠禁止ゾーン」は、おおむね午後8時から午後9時ということになってしまいます。
さすがにこの時間帯は、眠ろうと思っても眠れるものではありません。
(実際問題、毎日この時間帯に、この日記を書くことが多いです。)
それよりも、朝晩が涼しくなって、あの夏の寝苦しさからは解放されたはずなのに、