今日で11月も終わり、明日から12月です。いつのまにか、今年もあと一か月となりました。
40年間近く働いた者としての実感は、「一日は短く、次の土日までの一週間はあまりにも長く、
一か月は中立的で、一年はあっという間に過ぎ去ってしまう」といったところでしょうか‥‥。
さて、今日は、株式会社トーハンから、平成最後の 2018年「年間ベストセラー」が発表されるとともに、
平成元年から30年分のベストセラー1位も再録されていました。
www.tohan.jp
この調査結果を見て、私は正直、愕然としました。
30年分のベストセラー1位のうち、私が読んだことがある本は、
平成22年の「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカー の『マネジメント』を読んだら」、
そして今年、平成30年の「漫画 君たちはどう生きるか」の、たった4冊しかありませんでした。
う~む‥‥。(絶句)
私は、「独立自尊」の精神の持主なのか、それとも「唯我独尊」の精神の持主なのか‥‥?
ただ単に、世間の流行に鈍感で無頓着だけなのだと思います‥‥。
ちなみに、NHKオンラインニュースで、出版業界に詳しいライターの永江朗さんが、
これからの時代の読書について、次のようなことを述べられていました。
『本の魅力の一つに「まだ知らない他人に出会うこと」があります。
世の中には自分と全く違うものがあるということを教えてくれる本にたくさん出会い、
それを受容して、立場の違うものに寛容になれるかということも、
これからの時代の読書をおもしろくするための一つのポイントだと思います。』
ご参考まで‥‥。