しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「切実な問題」を考える

株式会社明治安田生活福祉研究所が、2018年6月に

全国の40~64歳の男女12,000 人を対象に実施した

「人生100年時代に向けた意識調査」の結果レポートを公表しています。

その結果レポートが簡潔に要約していたポイントは、次のような内容でした。


・人生100年時代の不安は「老後の生活資金の確保」と「健康の維持」


・老後に夫婦で必要と思う生活資金のトップのトップは

 世帯年収700万円以上で「5000万円以上1億円未満」

 世帯年収700万円未満で「3000万円以上5000万円未満」


・2000万円以上の貯蓄がある世帯は、

 配偶者がいる世帯年収700万円以上で4~5割・700万円未満で2割


・希望する定年後の働き方別にみた、学び直したい意欲が高いのは、

 正社員と自営業・自由業は男性7割・女性8割、非正社員は男性6割・女性7割

 希望する定年後の働き方別にみた、学び直したい動機は、

 正社員の男女は「より長く働き続けるため」

 非正社員と自営業・自由業の男女は「個人的な興味・趣味のため」

 学び直す主な手段は、希望する働き方にかかわらず「資格取得の勉強を通じて」


・親に介護が必要なった場合、未婚者は男女ともに7割が自分で親を介護

 親の介護をしたとき、未婚者は男女ともに4割が仕事を変更

 親と終末期または延命治療の相談をした割合は、60代前半の男性2割・女性3割


・介護が必要な親いる女性の8割が、自分が認知症になることへ不安あり

 自分が認知症になったときに介護してくれると思う家族・親族について、

 未婚者のうち、男性6割・女性5割が「だれもいない」


う~む、なるほど‥‥。

「老後の生活資金」、「親の介護」、「認知症」など、いずれも私にとっては切実な問題です。

なお、このなかで、定年後に学びたい動機が、

「より長く働き続けるため」というのにはびっくりしました。皆さん、志が高いのですね。

私は、金銭的に余裕さえあれば、早く仕事をリタイアして、

今度こそ真面目に、大学でリベラルアーツを勉強し直したいと思っています。

いや、冷静に自己分析すると、私の場合、その前に、認知症になっている確率が高そうです。(苦笑)