しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

刺さる言葉

昨日16日の「NHKニュース おはよう日本」の「おはbiz」のコーナーで、

豊永キャスターが、ファーストリテイリングの柳井社長にインタビューされていました。

番組HPから、柳井社長の「刺さる言葉」を、次のとおり抜き出してみました。


・ヨーロッパとか米国とかの情報を整理して、世界中でスタンダードな服をつくろうと思っている。

 ライフウエアというコンセプトで商売をやっている。これは、これは究極のふだん着だ。

・(多くの企業は)口ではグローバル化と言っている。でも国内志向がすごく強い。

・今のままでいいか。今のままでいいことはない。安定は衰退の前兆だから。

・日本人の強み、日本企業の強みをそのまま海外に持っていって、

 周辺の国ともっと一緒に成長していくような考え方でないといけない。

・全世界で通年採用して、経営幹部候補をよりたくさん採って、

 その人たちに経営者教育をして一緒に世界に出ていきたい。

・経営はスポーツみたいなもの。経営者として経営しないかぎり上手になれない。

 チャレンジ精神がないと、上司の言うことばかり聞いて毎日同じオペレーションを回している人はだめ。

・いろんなことに興味がないといけない。商売するということは気づきの力がすごく大事。

・世の中がどんどん変わって、30年後こうなると誰も思っていない、そのぐらい変わる。

 世の中が変わると思ったら、自分が最初に変わって変化に合わせていくという態度がないといけない。

・自分で考えて自分でやる。

 そのためには、好奇心を持って、知識を吸収して、いろいろなことを体験しないとうまくいかない。


う~む、なるほど‥‥。

柳井社長のの言葉の中で、「安定は衰退の前兆」というのは、

富永キャスターのご指摘のとおり、確かに胸に突き刺さるものがありました。

「変わらずに生き残るためには、自ら変わらなければならない」ということなのですね‥‥。