今日6日の日経新聞「Deep Insight」に掲載された、
『「私」の力 アバターが覚醒』という記事を興味深く読みました。
そこでは、次のようなことが書かれていました。
『アバターと生きる? 自分とは縁遠い話と感じる人がいるかもしれないが、
「複数の私」の使い分けはすでに進行している。
SNS(交流サイト)のアプリごとに投稿する自分のキャラ設定を変えている人は珍しくないだろう。
働き方もそうだ。いくつかの仕事をかけもちする副業・複業ワーカーが日本でも744万人いるとされる。
個人がコンサルタントとして自分の知見をほかの人に伝授するサービスのビザスクでは、
8万人いる利用者の7割が現役のビジネスパーソン。本業では生かしにくい能力を発揮する。
時代の流れは速く、スキルはあっという間に陳腐化しかねない。「〇〇一筋」のリスクが高まる。
環境変化に押し流されないよう、多面的な自分を養うことがひとつの安全網になる。
リクルートワークス研究所によると、今後は経験や行動、考え方といった個人のライフログを蓄積して
データによって自己分析しやすくなる。
自分が学ぶべきことを知り、新たな能力を身につけるのにもテクノロジーが役に立つ。』
へぇ~、いくつかの仕事をかけもちする副業・複業ワーカーが744万人もいらっしゃるのですか‥‥。
びっくりしました。
また、「〇〇一筋」というか、特定分野の「スペシャリスト」としての生き方も、
時代の流れが速い今では、かえってリスクが高いのですね‥‥。
私はといえば、目の前の一つの仕事をこなすだけでもアップアップしています。
複数の能力を持たれている方がうらやましい限りです。
もう一つ記事で参考になったことがあります。
私は、大学でリベラルアーツを学び直したいたいという気持ちがありますが、
では具体的にどういう自分になりたいのかと問われると、明確に答えることができません。
そういう時、記事に書かれているように
「個人のライフログを蓄積してデータによって自己分析」できるようになれば、
「なりたい自分」、「やりたい自分」の判断材料になるような気がします。