昨日9日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、ナオミ・クラインさんの
『物を使い捨てにするのはそれを作る人々を使い捨てにするようなものだ』という言葉で、
いつものように、鷲田清一さんの次のような解説がありました。
『限りなき成長を求める市場の大量消費/廃棄のサイクルから抜け出ないと、
人の搾取もなくならないと、カナダのジャーナリストは言う。
店の棚には「安すぎる」商品が並ぶが、これをラッキーと思う前に、
どんな経費を削ってこの価格であるのかを想像しなければ。
米国の実業家、Y・シュイナード著「新版 社員をサーフィンに行かせよう」
(井口〈いのくち〉耕二訳)に寄せた序文から。』
う~む‥‥。今日の言葉はとっても重いです。
正直、私は商品を購入するときに、こんなことを想像したことがありません。
逆に、物を「リサイクル」することは、人々の「再生」にもつながるものなのでしょうか?
そういえば、「逆もまた真なり」という言葉もありますよね‥‥。