しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

珍客の正体とは?

我が家の東隣の空き家には、塀際に大きなビワの木があります。

最近、夜になると、そのビワの木から「ガサガサ」という不気味な音が聞こえます。

最初は、鳥か、もしかしたらヘビの音かと思っていましたが、

ようやくその正体が判明しました。なんと、それはハクビシンだったのです。


ちなみに、ハクビシンウィキペディアで調べてみると、次のような解説がありました。

ハクビシン(白鼻芯、Paguma larvata)は、食肉目ジャコウネコ科ハクビシン属に分類される食肉類。

 本種のみでハクビシン属を構成する。その名の通り、額から鼻にかけて白い線があることが特徴である。

 日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳類で、外来種と考えられている。

  ~ (略) ~

  日本ではトウモロコシ・カキ・ブドウ・ミカンなどの畑作物・果樹などを食害する

 害獣とみなされることもある。住居に侵入し、家具を噛まれる等の被害もある。

 果樹園に入り込み、ビワ、ミカン、モモ、ナシ、カキなどを食べ荒らすことで、

 深刻な農業被害を与えることがある。トマト、ウリ類のビニールハウスに侵入することもある。

 糖度の高い果樹・野菜を好み、ネットの隙間等、頭部が潜れる大きさの隙間ならば侵入できるので、

 小さな穴も補修する必要がある。一方で熟した果実や野菜を見つけると、同じ路を辿って毎夜訪れるので、

 畑の隅などの草むらに獣道状の隙間ができる。

 このほか、民家の屋根裏に棲み着き、足音による騒音や糞尿による悪臭で、生活被害をもたらす事もある。』


う~む、まいったな‥‥。

ご案内のとおり、私の故郷、伊予郡松前町は、県都松山市に隣接する山が全くない町です。

そんな町にハクビシンが生息しているなんて‥‥。

半ばジャングルと化したお隣の広い庭に、何がいても不思議ではありませんが

ビワの実も残りわずかとなった今、

ハクビシンは、これからどうやって生きるための餌を見つけるつもりなのかしら‥‥?

「空き家」というのは、いろいろな方面に、深刻な影響を及ぼすことを改めて認識した次第です。