雨雲が低く垂れこめ、雨も降ったり止んだりで、梅雨らしいお天気となりました。
適度な雨が水源を潤す恵みの雨となって、
けっして昨年のような豪雨災害とならないように、空を仰ぎながら祈るばかりです。
さて、今日の日経新聞「Pickデータ」は、
『今年還暦 「貯蓄100万円未満」4分の1』というタイトルの記事で、
次のようなことが書かれていました。
『還暦を迎える人のうちほぼ4人に1人は貯蓄額が100万円未満‥‥。
プルデンシャルジブラルタファイナンシャル生命保険(PGF生命))が
2019年に60歳を迎える男女2000人を対象に4月時点の貯蓄額を調べた。
100万円未満と回答したのは全体の24.7%で、前年の20.6%から上昇した。
金融庁の報告書が老後資産に必要とした「2000万円」に満たなかった人は7割いた。』
う~む‥‥。このデータから拝察すると、私を含めて、
多くの人が老後の生活に不安を持たれているのではないでしょうか‥‥?
ただ、お金をいくら持っていても、この不安は解消されないのかもしれません。
ところで私は、学校でお金のこと、金融や経済のことを学んだことがありません。
今日のような報道を見聞きするにつけ、
資本主義・市場経済の世界では、学校現場において、できるだけ早い時期に、
お金の役割や、金融・経済に関する知識を児童・生徒に伝授することが、
個人の資産形成にとっても、国家の健全な発展にとっても、不可欠のような気がしてきました。