梅雨らしい天気が続いています。今、こうして日記を書いている時間も、雨が降り続いています。
さて、今日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、哲学者・評論家、福田定良さんの
『自分のコトバさがしをするということは、
自分の生活体験から離れずに考えられるようなコトバを見つけるということです。』という言葉で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『家族のこと、職場や地域のこと。
人には専門家の言論に委(まか)せておけない「ここだけの問題」というのがある。
しかもそれは「おいそれとは解決できない問題」を孕(はら)む。
だから専門家の示す一般的な原則以上に、住民それぞれの「ここ」を交える、
地に足ついた「話し合い」が大事なのだと、哲学者・評論家は言う。遺稿集「堅気の哲学」から。』
う~む‥‥。今回も奥深い言葉と難解な解説です‥‥。
「自分の生活体験から離れずに考えられるようなコトバ」って、具体的にはどんな「コトバ」なのかな‥?
鷲田さんの解説をよんでも、なんとなく雰囲気として分かったような、分からないような‥‥。
まぁ、こうして著名な人の文章を読んで、自分なりに考える時間を、一日のほんの数分間でも持つこと、
そのこと自体が大切なのかもしれないと、自分自身を慰めています。