仕事と父の身の回りの世話で、何かと忙しい日々を過ごしています。
仕事を早く完全リタイアしたいけれど、生活のためには、もうひと踏ん張りしなくてはと、
自分に言い聞かせています‥‥。
さて、ラグビーワールドカップの開催を目前に控え、
昨日の日経新聞「核心」では、大林尚・上級解説委員が、
『ラグビーW杯を楽しもう』というタイトルで、次のようなことを書かれていました。
『‥‥日本製鉄の進藤孝生(こうせい)会長とラグビーとの出合いは秋田高1年のとき。
英文学の泰斗、池田潔が英名門パブリックスクールの内情を描いた岩波新書の青版『自由と規律』を、
教師の薦めで手にしたのがきっかけだった。
英国の生徒たちはこの団体競技からおのおのが置かれた立場をわきまえ、
リーダーシップとフォロワーシップを身につける。その様を知り、ラグビー部の門をたたいた。
一橋大への進学後もラグビーを続け、同社では主に人事・総務畑を歩んだ。
「業績が上がったときは、目立たぬが懸命に努力して支えた社員がいる。
そういう人こそを評価しようと心がけてきた」。トライゲッターの陰にも、死に物狂いでタックルし、
ボールを奪い、味方につないだ選手がいる。流れるようなそのプレーが観戦の醍醐味だ。‥‥』
う~む、なるほど‥‥。私がラグビーというスポーツが大好きなのも、
「トライゲッターの陰にも、死に物狂いでタックルし、
ボールを奪い、味方につないだ選手がいる。流れるようなそのプレーが観戦の醍醐味だ。」
という記述に尽きると思っています。
なお、記事によると、経済界には、進藤孝生会長のようなラガーマンが少なくないそうです。
「リーダーシップとフォロワーシップ」という組織・人事論的な視点からも、
ラグビーW杯を楽しみたいと思います。