しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

薬の仕分けに一苦労

今朝は台風15号に関する報道が中心で、NHKニュースおはよう日本「おはBiz」は、

いつもの出勤前の時間帯には放送されませんでした。

そこで、仕事から帰宅後に番組HPを閲覧すると、今日は「変わる調剤薬局」というテーマで、

次のようなことが書かれていました。


『全国でおよそ180店舗を展開するドラッグストア「トモズ」。

 7割の店で調剤薬局を併設しています。千葉県松戸市内のある店では、

 これまで薬剤師が手作業で行ってきた調剤業務の9割を機械化しました。

 取材に行くと、トモズの山口義之取締役が粉薬を調整する機械を案内してくれました。

 処方する頻度が高い30種類の粉薬が入った機械です。まず、処方箋のQRコードを読み取ります。

 続いて、例えば3種類の粉薬を混ぜて提供する場合は、機械が3つの薬を取り出し、

 処方の分量にあわせて混ぜていきます。さらに、1回分ごとに小分けして出来上がり。

 これを薬剤師が最終的に確認して患者に渡します。

 1回に飲む何種類もの薬を仕分けして提供する作業はこれまで、

 薬剤師が気をつかううえ、時間もかかっていました。

 機械を使うと、複数の薬を瞬時に一つの袋にまとめてくれます。

 朝、昼、夕食後など、飲む薬の種類や数が違っても、それぞれを袋に入れてくれます。』


う~む、なるほど‥‥。

父は退院後、かかりつけの病院で治療を続けています。

入院していた時に処方されていた薬は、そのまま引き継がれて、

かかりつけ病院のすぐお隣にある院外薬局で受け取っています。

今現在は、5種類の薬がそれぞれの袋に入れられていて、

飲む錠数や飲む時期が、当然のことながら薬ごとに異なっています。


父はこのところ認知が進んでいて、間違いなくその薬を飲むことができそうにないので、

私が毎日、「朝食前」、「朝食後」、「昼食後」、「夕食後」と書いた小さな袋に

それぞれの薬を入れ直しておくことが、同居する息子としての大事な役目となっています。


ところが、こちらも認知が進んでいる身で、しかも生まれつき不器用な人間なので、

この仕分け作業は結構大変なのです。

今日の番組にあったように、複数の薬を飲む時期ごとに一つの袋に入れて

院外薬局で処方していただければ、本当に有難いのですが‥‥。