しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

敏の本義

このところ、平日は仕事がとても忙しくて、

職場や自宅で日経新聞にゆっくりと目を通す余裕がありません。

私の履歴書」と「春秋」を読むので精一杯です。

以前は、「経済教室」や「やさしい経済学」といった学術的な記事も、

それなりに読み通す、物理的な時間と精神的な余裕があったのに‥‥。

このままだと、仕事を完全リタイアした後に、政治学や経済学をもう一度基礎から学び直したいという、

ささやかな夢も実現できそうにありません。


そんなことを考えながら、トイレに常備している『安岡正篤一日一言』(致知出版社)を開いてみると、

今日11月26日には、「敏の本義」というタイトルで、

安岡先生は次のようなことを述べられていました。

『自分の人生を美しくするために、仕事のために、友人のために、世の中のために、

 できるだけ気をつけよう、役に立とう、まめにつくそうと心身を働かすことが敏の本義である。

 ひらたくいえば、いつも怠りをしないでいつもきびきびしている。

 その代わり世間のくだらんことにはずいぶんと怠けてもよろしい。』


はぃ、「敏の本義」ですか‥‥。分かりました、しっかりと心したいと思います。