全国大学ラグビー選手権の準決勝で、早稲田は天理から8トライを挙げ、52対14で快勝しました。
今日の早稲田の勝因は、ラインアウトで相手方ボールを、ことごとく獲得できたことだと思います。
また、天理の強力スクラムにも何とか耐えて、タレントが揃っているバックス陣の力を
存分に引き出せたのも大きかったのではないでしょうか‥‥。
さあ、次は、東海を撃破した宿敵・明治との決勝戦です。
私は次の明治戦では、昨年12月の対抗戦で、ボールの獲得に苦労したラインアウトや、
ペナルティの多かったスクラムなどセットプレーで、フォワードが互角以上に踏ん張って、
バックス陣の力を引き出せるかどうかが、勝敗を左右するのではないかと考えています。
決勝戦の試合会場は新国立競技場‥‥。
これ以上ない舞台で伝統の早明戦が行われるのは、神様の粋な計らい以外の何物でもありません。
正直言って今年は、明治の方が力は上だと認めざるを得ませんが、
「雪の早明戦」のような、歴史に残るような名勝負を期待したいと思います。
大観衆の前で奇跡を起こすことができるのが、早稲田ラグビーの伝統です‥‥。