しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

現実は厳しい‥‥

吹く風は冷たかったものの、今日は良く晴れて穏やかな一日となりました。

さて、今日の日経新聞「社会面」に、「週休3日制」に関する、次のような記事が掲載されていました。


『インターネット接続事業者大手のBIGLOBEが、

 週40時間以上働く20~50代の男女1000人を対象に2019年7月に実施した調査によると、

 週休3日制に「賛成」「やや賛成」と答えた人は全体の8割だった。

 理由は「ゆっくり休みたい」(40.4%)、「趣味を充実させたい」(39.3%)、

 「家族と過ごす時間を増やしたい」(33.1%)など。

 土日に加えて休みたい曜日は「水曜」が51.7%で最多だった。

 3連休となる「月曜」は23.5%、「金曜」は20.5%だった。』


私は、定年退職後に再就職して4年目となる昨年4月から、

勤務先にお願いして、毎週金曜日がお休みの「週休3日制」にしてもらっています。

その一番の理由は、フルタイム勤務に耐えられる「身体に自信がないから」です。


週休3日となって、精神的にも肉体的にも随分と楽になりましたが、

その3日間の過ごし方は、結構忙しいものがあります。

まず、金曜日は、持病などの治療のために通院することが多く、それだけで半日がつぶれ、

次に、土曜日は、デイサービスに通う父を見送った後に、掃除や洗濯などの家事が待ち受けています。

そして、日曜日は、父の昼食の準備や買い物、その他もろもろの雑事で、

あっという間に一日が過ぎ去っていきます。


「ゆっくり休みたい」や「趣味を充実させたい」などの、アンケートの調査結果とは違って、

「定年退職後に働くという現実」は、「第二の人生を謳歌する」には程遠く、

とても厳しいものがあります‥‥。すべからく、「過度の期待は禁物」だと思います。