しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

失敗からの復活

ビデオに録画しておいた「カンブリア宮殿」を、まとめて視聴しました。

今回視聴したのは、柚野木治・ジーユー社長、近藤正樹・日本ケンタッキー・フライド・チキン社長、

そして、大島卓・日本ガイシ社長の三人の社長です。


この三人に共通しているのは、大きな失敗を経験したけれども、

その失敗に挫けることなく、新たな目標に果敢にチャレンジし、会社の業績を復活させたことでした。

その大きな失敗とは、

柚木社長の場合は、新規事業の野菜販売で20億円以上の赤字を出し、あえなく撤退。

近藤社長の場合は、「チキン以外の新商品」戦略の失敗に伴う、社内の対立と組織崩壊。

大島社長の場合は、蓄電池「NAS電池」の納品先での火災事故に伴う、約600億円の特別損失計上。


この大失敗から、三人の社長が、いかにして会社を復活させたかを紹介する内容は、

とても見応えがありました。

ちなみに、番組HPでは、三人の社長の「金言」を知ることができます。

柚野社長は、「“面倒”をやらないと生き残れない」

近藤社長は、「客の期待に応えれば必ず客は戻ってくる」

大島社長は、「従業員が笑顔で働ける会社づくりが社長の仕事」


三人の社長のいずれのお言葉も重みがありますが、私的には、大島社長の言葉が印象に残りました。

組織における社員を、「費用」とみるか、それとも「資産」とみるか‥‥。

社員を「資産」とみる社長が存在する会社は、これからも顧客の支持をも得て末永く発展し、

変わらずに社会に貢献していくことができる、そんな会社のように思います‥‥。