日経新聞で連載が続いていた大坪清・レンゴー会長兼社長の「私の履歴書」は、
一昨日の3月31日がその最終回で、
「人との縁~ 信頼に応える心 貫いて 情のない経営は評価に値せず」というタイトルでした。
具体的には、大坪会長兼社長は、次のようなことを述べられていました。
『‥‥こんなふうに私が関わった案件は次々に話が繋がっていく。
これを偶然と考える人もいるだろう。だが、人生の流れを変えた出来事を振り返ると、
その背景には、必ずといっていいほど過去に私と縁のあった人々の存在がある。』
『リーダーに必要な要素は5つ。
モラル(道徳)、エシックス(倫理)、フィロソフィー(哲学)、センチメント(感情)、
シンパシー(惻隠(そくいん)の情)である。
人は信頼されたらそれに応えようという気持ちが働く。情のない経営は評価に値しない。』
う~む、なるほど‥‥。「人は信頼されたらそれに応えようという気持ちが働く」ですか‥‥。
官公庁であれ民間企業であれ、「組織」と「人」を、最後の最後に動かすことができるのは、
「信頼」という二文字なのかもしれません‥‥。