ビデオに録画していたBSテレ東の
「あの年この歌 3時間スペシャル 名曲~レア曲 昭和・平成ベスト100」(今年3月放送)を観て、
ユーミンが作詞・作曲し、バンバンが歌った、フォークの名曲中の名曲「『いちご白書』をもう一度」が、
1960年代の早大紛争を題材にしていたことを初めて知りました。
一浪して私が早大に入学したのが1975年(昭和50年)の4月。
入学当時の早大は、ヘルメットの学生が学生会館の屋上から周囲を監視し、
正門前には常時、パトカーと機動隊の車が横付けされていました。
学生運動も末期を迎えていた「1975年という年」に生まれたこの名曲を、
深夜放送のラジオで初めて聴いた時の震えるような感動は、それはもう、決して忘れ難いものがあります。
今でもこの名曲を聴くと、学生時代という「過ぎ去った昔が鮮やかによみがえる」のです‥‥。
余談ですが、ペギー葉山さんの名曲「学生時代」は青山学院大学、
竹内まりやさんの名曲「駅」は渋谷駅が題材であったことも、この番組を観て初めて知った次第です。
曲の題材を知ると、ますますその曲が好きになります‥‥。