しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

時事・時評

今日よりも明日‥‥

午前9時台に、激しい雨が降りました。このまとまった雨はこちらでは、水不足の心配を解消する、恵みの雨になったと思います。 さて、今日は午後2時から日本武道館で、安倍元総理の国葬が執り行われました。テレビ画面に映る安倍元総理の遺影に向かい、私も…

「慣れ」と「温度差」

昨日は快晴で真夏のような暑さだったのに、今日は午後から本降りの雨になって、しかも肌寒い一日となりました。寒暖の差が激しく、体調の管理が難しい季節です。 さて、昨日は、今月3日に日本記者クラブで実施された兵頭慎治・防衛研究所政策研究部長の記者…

ユーモアの精神を忘れずに

第一生命保険が昨日、恒例の「サラリーマン川柳コンクール」のベスト10を発表しました。 堂々の1位は、飲食店の営業時間短縮と志村けんさんら「ザ・ドリフターズ」出演の人気番組をかけた「8時だよ!! 昔は集合 今閉店」で、2位は「ウイルスも 上司の指…

「立夏の日」の雑感

「こどもの日」の今日は、二十四節気の「立夏」でもありました。この暦のとおり、今日も良く晴れて気温が上昇し、汗ばむ陽気となりました。 さて、昨日は、ウクライナのゼレンスキー大統領が、「侵攻するロシアに勝ち、2014年に武力併合された南部クリミ…

天は自ら助くる者を助く

今日の日経電子版「Deep Insight」、『抗うウクライナ、日本に教訓~「自ら助くる」備え急げ』という記事が勉強になりました。 その記事には、今月15日に刊行された元外交官、岡本行夫さんの自伝『危機の外交』(新潮社)での、次のような趣旨の言葉が紹介…

VUCAの時代

昨日、高校時代からの友人が、実家の竹林で採ったタケノコを届けてくれました。我が家は皆、タケノコが大好物‥。タケノコご飯や天ぷらなどにして、その美味を堪能したいと思います。友人は、いつもなにがしら届けてくれるのに、私には何もお返しするものがあ…

レコンキスタの時代

愛媛新聞では、昨日から「レコンキスタの時代」という連載が始まりました。 「ウクライナ侵攻に至る歴史の逆流はいつ、どのように始まったのか。 近年の重要事項を取り上げ、今に連なる意味を海外の識者と読み解くことで、 世界の「現在地」を探り、日本の進…

いつまでも「不覚の士」ではいられない

今月26日に配信された日経新聞電子版のメールサービス「【Editor's Choice】編集局長が振り返る今週の5本」を読んで、いろいろと考えるところがありました。 編集局長は、佐賀藩「葉隠」において山本常朝が説いた「覚の士」と「不覚の士」の教えを紹介さ…

価値観が揺らぐ

今月2日の「PRESIDENT Online」で、元外交官で作家の佐藤優さんが、アメリカのバイデン政権は「国際情勢を分析する専門家がプーチンの論理をわかっていない」として、次のようなことを述べられていました。鋭い分析と指摘がとても勉強になります。 『‥‥バイ…

恐れているのは民主主義

今日配信された日経電子版のメールサービス『【Editor's Choice】編集局長が振り返る今週の5本』のうち、1本は昨日25日の「ウクライナに全てを賭けるプーチン大統領」というタイトルの記事でした。 これは、ロシアのプーチン大統領に単独インタビューし…

「黙過」という悪の発見

春の予感を感じた昨日と打って変わって、今日は強く冷たい風が吹いて、凍えるような寒さとなりました。やはり、自然はこちらが思うようにはいきません。世の中もそうですが‥‥。 さて、定期購読している岩波書店「図書」2月号に、「ドストエフスキーと現代日…

危機は間近に‥

危機が間近に迫ってきました‥‥。 愛媛県は今日、新たに237人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。今月14日発表の220人を上回り、過去最多となった模様です。私が住んでいる松前町でも、警察学校でクラスターが発生したそうで、さらに、小…

宿命観や諦めを反映するもの

今日の愛媛新聞「文化」欄の「#(ハッシュタグ)現代」、『「親ガチャ」~宿命間や諦めを表現 努力の効用 認識世代差』という次のような記事を読んで、いろいろと考えるところがありました。 『子どもは親を選べない。人生の勝ち負けは家庭環境で決まるー。 そ…

希望と楽観は異なる

天気予報のとおり、午後3時過ぎから雨が降り出しました。今は「雨雲レーダー」なるものもあって、ほぼ正確な予報が時間単位で得られるようになりました。 さて、今日で11月も終わりです。朝日新聞デジタル版の無料会員は、月5本に限って有料記事を閲覧す…

他人事とは思えない

低い雲が垂れこんで、時折、季節風のような強い風と横殴りの雨が降る、大荒れの一日となりました。あまりにも突然に寒くなって、身体がその変化に追いつきません‥‥。 さて、今日の日経新聞電子版に、「自公が合意した給付金」の内容が、分かりやすく一覧表に…

どこか気持ち悪い

今日の日経新聞オピニオン欄の「複眼」に掲載された、『コロナ感染、なぜ急減』というタイトルの記事が、欲求不満は残ったものの、大変勉強になりました。「急減の理由は何か、今後はどうなるのか」を、4人の専門家の先生にインタビューしたもので、そのう…

町立図書館で話題の論考を閲覧

昨日の日経新聞マーケット総合欄「大機小機」の「矢野次官は間違っていない」というコラムを読んで、今日、町立図書館に行って、話題となっている文藝春秋の論考を閲覧してきました。なお、さきほどのコラムは、次のような内容でした。 『矢野康治財務次官が…

政治家としての資質とは

小雨が降り続いた一日となりました。薄曇りなら、庭の草むしりをしようかと思っていたのですが、残念です。(実は、ホッとしています。) さて、自民党総裁選に関して、今日の日経新聞電子版に、「日経世論調査」の結果が、次のような内容で掲載されていまし…

危機時におけるリーダーの資質を考える

日差しは強くても、吹く風は次第に肌に優しくなってきました。厳しい暑さとの闘いも、もうしばらくの辛抱です‥‥。 さて、昨日の菅総理の退陣表面に関連して、今日の日経新聞「社説」と愛媛新聞「社説」には、それぞれ次のようなことが書かれていました。 『‥…

勝負を分けた瞬間

目覚めた時から降り続いていた雨は、ようやくお昼過ぎに止みました。 さて、昨日のこの日記で、「今はとりあえず、自民党の幹事長人事に注目したいと思います。」と書いたら、今日は、突然に、菅総理が総裁選不出馬の表明‥‥です。う~む‥‥。ひょっとして、党…

冷めた感覚はダメかしら?

未明に雨が降り、日中は雨模様の一日となりました。日差しがないので気温も上がらず、久しぶりにエアコンなしで昼間を過ごすことができました。 さて、今日の日経新聞「政治・外交」欄の「自民党総裁選を語る」で、谷口尚子・慶大大学院教授が、次のようなこ…

「心豊かな社会」を考える

日経新聞の「未来面」は、「読者の皆さんや企業経営者とともに議論する紙面」とのことですが、今日30日の紙面には、川合尊・日本特殊陶業社長の提示した「心豊かな社会とは?あなたは何をしますか?」という課題に対し、高校生1人と大学生2人の「アイデ…

「終戦の日」の雑感

ここ数日、梅雨末期のように降り続いていた雨も、今日はようやく止んで、午後2時過ぎからは、久しぶりに太陽が顔をのぞかせました。やはり、夏は夏らしい天気がお似合いです。 さて、「終戦の日」の今日、日経新聞に掲載された「敗戦の教訓は今の日本にも通…

心に火をつける言葉とは

今日の日経新聞一面コラム「春秋」で、強く印象に残る「格言」が紹介されていました。 『教育関係者からこんな格言を聞いた。 「凡庸な教師はただしゃべる。よい教師は説明する。すぐれた教師は自らやってみせる。 そして、偉大な教師は心に火をつける」。米…

一つの「変わらなかったもの」

昨日22日から、二十四節気の「大暑」となりました。8月6日までです。この「大暑」の期間と重なるように、東京オリンピックが開催されることになります。 そして、今日23日はその開会式です‥‥。日経新聞の一面には、藤井彰夫・論説委員長が「原点見つめ…

平等化の「第5の道」

今日の日経新聞オピニオン欄「中外時評」の、「コロナ下の格差を正せるか」というタイトルの 次のような記事が勉強になりました。(本文中、省略した記述があります。) 『米スタンフォード大学のウォルター・シャイデル教授は 戦争、革命、国家の崩壊、疫病…

新型コロナワクチン接種と経済学の「公共財」の関連について学ぶ

昨日の日経新聞「オピニオン」欄、「エコノミスト360°視点」に掲載された渡辺安虎・東京大学教授の執筆による『ワクチン接種にインセンティブを』というタイトルの記事が、新型コロナワクチン接種と経済学の「公共財」の関連を知るうえで、とても勉強にな…

この手法は「禁じ手」?

一昨日8日の、緊急事態宣言下で酒類の提供をやめない飲食店に対する西村康稔経済財政・再生相の「要請に応じない店の情報を金融機関と共有する」「金融機関からも順守の働きかけをしてほしい」といった発言が波紋を広げ、最終的には発言の撤回を余儀なくさ…

「ゼロか100」か、それとも?

今日は、「愛媛県は23日の検査で新型コロナウイルス陽性は、確認されなかったと発表した。」との報道がありました。「県内の感染確認ゼロは3月19日以来66日ぶり」とのことでした。これがこれまで時短要請等に協力されてきた飲食店や、県民一人ひとり…

日本という列車は単線‥‥

今日の日経新聞オピニオン欄「Deep Insight」、秋田浩之コメンテーター執筆による、『80年間なぜ変わらない~コロナに苦戦、戦前の教訓』というタイトルの論評が、とても勉強になりました。 記事ではまず、「人口千人当たりの病床数は先進国で最多なのに、…