論文・レポート・論考・論評
今日は昨日よりもさらに気温が上昇し、暖かい一日となりました。暖かいというよりも、身体を動かすと暑いぐらいでした。 さて、今月11日付けの「溜池通信vol.736」の特集は、「経済制裁はウクライナ戦争を止められるか?」でした。このレポートの中で「か…
日差しは窓際まで届いたものの、今日は冷たく強い風が吹いて、とても寒い一日となりました。明日はさらに寒くなるそうです‥‥。 さて、今日の愛媛新聞「文化」欄に、先崎彰容・日本大学教授が、「コロナ禍 二つの五輪読み解く」というタイトル、「北京 解放気…
立春の日は、良く晴れて穏やかなお天気となりました。暦のうえだけど、今日から春だと思うと、日差しも春色を帯びているような気がします。♬ 春の予感 そんな気分 いつもと違うでしょうまさに「春の予感」です‥。 さて、今日の日経新聞「特集」欄の「2030 Ga…
今日の愛媛新聞一面コラム「地軸」を読んで、「雪中四友(せっちゅうしゆう)」とう言葉を知りました。寒い冬でも花を楽しめる、「ロウバイ」、「スイセン」、「ウメ」、「サザンカ」のことだそうです。今日のこの厳しい寒さの中、我が家の庭の片隅にも、け…
冷たくて強い風が吹き荒れた一日となりました。 さて、日経新聞「経済教室」で連載が続いていた「コロナ危機を超えて」は、今日がその最終回でした。最終回は、『人新生の「資本論」』の著者、斎藤幸平・大阪市立大学准教授が、『民主主義、気候変動でも試練…
昨日5日の愛媛新聞「現論」に、長谷川眞理子・総合研究大学院大学長が、『おとなしい日本の子ども~議論で社会に活力を』というタイトルの、ちょっと気になる、次のような論評を寄稿されていました。 『日本の子どもたちはおとなしい。保育園児のような小さ…
今日の日経新聞「オピニオン」欄「中外時評」に掲載された、『「新しい資本主義」論の軽さ』というタイトルの論評が、とても勉強になりました。長文なので、最初と最後の箇所を次のとおり抜き出して、この日記に書き残しておこうと思います。それでも長文に…
晴れ間がのぞいたと思うと、いきなり風雨が強くなるなど、今日も荒れたお天気となりました。こんな悪天候の日にかぎって、父の通院の付き添いです。 さて、今日の愛媛新聞「現論」に、佐伯啓思・京大名誉教授が、『コロナと新資本主義~価値観の見直し必要』…
みずほリサーチ&テクノロジーズから、「ワクチン接種加速の経済効果」というタイトルのレポートが公表されています。まだ、その全文に目を通していませんが、冒頭のサマリーには、次のようなことが書かれていました。 ・ 新型コロナワクチンの接種ペースが…
昨日の愛媛新聞「現論」に、ノンフィクション作家の保阪正康さんが、『コロナ禍と葬儀~儀式変容 私流の別れを』というタイトルの論評を寄稿されていました。論評の冒頭で、保阪さんは、次のようなことを述べられていました。 『私自身の老いの故もあるのだ…
政府は今日11日の閣議で、2021年版の高齢社会白書を決定したそうです。時事通信社の速報記事には、次のようなことが書かれていました。 『政府は11日の閣議で、2021年版の高齢社会白書を決定した。 60歳以上への調査で、家族以外の親しい友人…
今日の日経新聞オピニオン欄「核心」に、藤井彰夫・論説委員長の執筆による「経済学者のコロナとの闘い~社会実装へ英知結集を」というタイトルの論評が掲載されていて、読んで大変勉強になりました。論評の後半には、次のようなことが書かれていました。 『…
昨日の日経新聞オピニオン欄「核心」の、芹川洋一・論説フェロー執筆による『なぜコロナに敗れたのか~「緩くバラバラ呑気」に原因』というタイトルの論評が、大変勉強になりました。 芹川さんは、政治学者・丸山真男が、昔からずっと底に流れている日本人の…
今日の愛媛新聞「現論」に、佐伯啓思・京大名誉教授が、「デジタル化の落とし穴~期待が奪う精神的健康」という論評を寄稿されていました。 『‥‥ところで、昨年来「スマホ脳」(新潮新書)という本が評判になっている。 スウェーデンの精神科医アンデシュ・…
昨日付で国立国会図書館のHPで公表された「新興感染症の流行と対策~新型インフルエンザ等への対応を振り返る~ 」というレポートが大変勉強になりました。なかでも、2009年に起きた「新型インフルエンザ(A/H1N1)」についての、例えば、次のような各…
佐伯啓思・京都大学名誉教授が、今月1日の産経新聞「正論」に寄稿されていた「トランプ氏退陣と保守思想の変容」というタイトルの論評が、「アメリカ保守主義」の思想を理解するうえで、大変勉強になりました。 『‥‥戦後アメリカの保守主義を最初に主導した…
昨日の「溜池通信・不規則発言」で、「かんべえ」さんが、「コロナ下の日本経済における不都合な真実」という題で、次のようなことを書かれていました。ただし、ご本人曰く、「たぶんこうなんじゃないかなあ、という仮説段階」とのことでした。 ・10万円の…
今月11日に、国立国会図書館が、「目で見るアベノミクスの成果と課題」というレポートを公表しています。レポートの要点は、次の三つにまとめられていました。 ①アベノミクス期の景気回復は、71 か月間の長期に及び、円安・株高の下で雇用の改善が進展し…
巷では、シンクタンクによる「アベノミクス」の総括に関するレポートが散見されるようになりました。そのようなレポートの中でも、今月4日付けの「溜池通信vol.698」が大変勉強になりました。このレポートの中で、「かんべえ」さんは、次のように述べられて…
「web中公新書」で連載が続いている猪木武徳・大阪大学名誉教授執筆の「経済社会の学び方」、その第13回目は、『歴史は重要だ(History Matters)ということ①~「日本的雇用慣行」を問い直す』というタイトルで、次のようなことが書かれていました。 『…
お盆を控え、お墓にお供えするシキビを買い求めるため、今朝、開店直後の産直市に行きました。すると、同じようにシキビを買い求めるお客さんの長蛇の列‥‥。皆、考えることは同じなのですね。買い物を終えた後は、シキビを持ってそのままお墓に直行です。 お…
今日の日経新聞「経済教室」に掲載された、猪木武徳・大阪大学名誉教授の執筆による、「相互理解・連携の衰弱一段と~アフターコロナを探る』という論考が勉強になりました。 『‥‥われわれには正確かつ厳密には知り得ないことがある、 という当たり前の事実…
日本経済研究所のHPに掲載された、田中秀明・明治大学教授執筆による「歴史に学ばない骨太の方針」というタイトルの次のような内容の論評を興味深く読みました。 ・過去20年間、歴代内閣は「e-Japan戦略」のような電子政府推進の看板を掲げてきた。 莫大…
今日の日経新聞「経済論壇から」の、「コロナで問われる政治の真価」というタイトルの記事が勉強になりました。今回、土居丈朗・慶大教授が取り上げられた論考のうち、特に印章に残ったのは、次のような記述でした。 『早稲田大学教授の河野勝氏(Voice8月…
今日から二十四節気の「大暑」です。「こよみのページ」には、「最も暑い頃という意味であるが実際はもう少し後か。夏の土用の時期。学校は夏休みに入り、空には雲の峰が高々とそびえるようになる。」との解説がありますが、今日も松前小学校の皆さんが登校…
国立国会図書館発刊「調査と情報」の「コロナショックと財政・金融政策」というタイトルのレポートを読みました。レポートでは、質問を「小見出し」にして、「コロナショックの概要」を解説していました。具体的には、次のような内容で‥‥。 「3 当面の有効…
参議院HPの調査室作成資料「立法と調査(第425号)」に掲載された『「成長の限界」再考~ 資本主義の後に来るもの~』というタイトルの論考が、示唆に富む内容が満載で、大変勉強になりました。そのなかでも、私の印象に残ったのは、「4.資本主義後の世界(…
昨日7日に公表された国立国会図書館の立法調査資料「新型コロナウイルス感染症と経済対策~令和2年度第2次補正予算まで」というタイトルのレポートが大変勉強になりました。 この数か月、世の中の動きが目まぐるしく、いつどんなことがあったのか忘れがち…
先月30日に産経新聞電子版「正論」に掲載された、先崎彰容(せんざきあきなか)・日本大学教授の執筆による『コロナ禍と「自由」をめぐる問い』というタイトルの、次のような論評を読んで、深く考えるところがありました。長くなりますが、とても大切なこと…
原田亮介・日経新聞論説主幹のニューズレター「NIKKEI Briefing」を読んで、大いに納得するところがありました。今日のメール配信記事は、「デジタル臨調という夢想」というタイトルで、そこでは次のようなことが書かれていました。 『‥‥政府がIT戦略会議…