しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

まだまだ修行が足りない?

一昨日の日経新聞一面コラム「春秋」は、作家の吉田健一さんと酒のお話しを引用しながら、アルコール度数の高い酒を自粛する昨今の流れについてもコメントする内容で、次のようなことが書かれていました。 『作家の吉田健一は毎週木曜日の昼ごろ、神田神保町…

個性は育つもの

この時期らしい寒さが戻って来ました。晴れ間の見えない、すっきりしない天気が続いています。 さて、またまた昨日の続きです‥。2月17日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、白洲正子さんの「野性と自由が異なるように、生まれつきの素質と個…

母の「最後の教育」

今日の東京株式市場で、日経平均株価が史上最高値を更新しました。終値は前日比836円(2%)高い3万9098円、バブル期の1989年12月29日につけたこれまでの最高値(3万8915円)を上回り、初めて3万9000円台にのせました。日経新聞電子版に書かれていたこの記事…

自ら実践していないと語れない言葉

一時、雷が鳴って、大地を打つように雨が降りました‥。 さて、今日は町立図書館に行って、2月11日(日)から17日(土)までの朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。行きは雨は止んでいたけれど、帰りは傘がほとんど役に立た…

無事に単位を取得

♬ Doesn't have a point of view Knows not where he's going to, Isn't he a bit like you and me? ここ数日の天気で私は、ビートルズの「ひとりぼっちのあいつ」の歌詞を連想しました。今日もこの季節とは思えないような「異常な暖かさ」となりました。な…

世界は贈与でできている

今日は、二十四節気の「雨水」です。暦どおりに、降ったり止んだりの「雨の一日」となりました‥。 さて、『きみのお金は誰のため』(田内学著:東洋経済新報社)を読了しました。NHKラジオ「マイ!Biz・経済展望」で、斎藤幸平・東京大学大学院総合文…

「人生の第二部」を面白く

『お金の整理学』(外山滋比古著:小学館新書)を読了しました。面白かったので、あっという間に読んでしまいました。 名著「思考の整理学」を書かれた外山先生が、「老後のお金」について書かれたこと、さらに、95歳にして「株投資」を続けていらっしゃっ…

「パレスチナとイスラエル」を学ぶ

『なるほどそうだったのか!!パレスチナとイスラエル』(高橋和夫著:幻冬舎)を読了しました。初版が2010年10月の本書は、内容的には少し古めかしいののですが、それでもパレスチナとイスラエルの関係に係る、基礎的な知識を習得するのには十分役に…

「日常」を豊かに

昨日の続きです‥。 2月6日(火)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、高橋源一郎さんの「抵抗できたのは、みんな、それぞれの「平時」を、それぞれの「日常」を、大切に思える人だけだった。」という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次…

ものの見方に歪みがないか?

気温が上昇して、2月とは思えない陽気となりました‥。 さて、昨日の続きです‥。2月5日(月)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、松井彰彦さんの「状況を説明するために作り出された話がいつの間にか「本当の話」になる。」という「ことば」で、いつ…

人生はつねに詩の一篇

今朝、氏神神社を清掃していると、参拝する年配の女性をお見掛けしました。その方は拝殿に向かい、かれこれ長い時間、真剣な顔をして手を合わされていました。お孫さんの合格祈願でしょうか、それともご家族に病気の方がいらっしゃるのでしょうか‥。いずれに…

郷土にゆかりの戦国武将

昨日、松前総合文化センターで開催された文化講演会に参加しました。 講演のテーマは「近世伊予のはじまりと加藤嘉明~太平の礎を築いた戦国武将」でした。加藤嘉明は、「関ヶ原の戦い」が終わった1602年から「松山城」の築城に着手していますが、実はそ…

米国経済の強さと政治の混迷

今月9日(金)に放映された「ドキュメント72時間」を、NHKプラスで視聴しました。 今回は「愛媛・今治 昭和から続くサウナにて」というタイトルでしたが、その舞台となった今治市は、私が社会人となって初めての赴任先でした。自動車税など県税を徴収…

自分の土台を創ってくれた時代

昨日、NHk BSで放映された「歌える!青春のベストヒット! 〜昭和が僕らの青春だった〜」を視聴しました。年に数回の歌番組ですが、毎回、その放送を楽しみにしています。 今回は、 山崎ハコさんの「織江の唄」、長渕剛さんの「西新宿の親父の唄」、そ…

粛然とした自己意識

陽射しは届いたものの、吹く風が冷たい一日でした‥。 さて、古本店で安く手に入れた『昭和という国家』(司馬遼太郎著:NHK出版)を読了しました。本書には随所に、次のような「司馬史観」「司馬語録」がありました。 ・どうも日本は非常に秘密主義の国で…

定年後は意外と楽しい?

一昨日と昨日、NHK BSシネマで、「ウィンストン・チャーチル~ヒトラーから世界を救った男」と「アラバマ物語」を視聴しました。どちらも見応えのある映画でした。 前者は、第二次大戦中に英国首相となったチャーチルの就任からダンケルクの戦いまでの…

私の愛蔵書

定期購読している岩波書店の雑誌「図書」2月号の「二月の新刊案内」に、「新入生・新社会人のための岩波文庫」として、次の5冊が紹介されていました。 ①「ラ・ロシュフコー箴言集」(二宮フサ訳)、「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎)、③「新訂 孫子…

声は肌から心に滲み込む

今日は町立図書館に行って、1月28日(日)から2月3日(土)までの朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。 この一週間で印象に残ったのは1月31日(水)、山根基世さんの「声っていうのはね、耳に届くんじゃないんですよ。肌…

今日も図書館、明日も図書館

風は冷たかったものの、久しぶりに陽射しが届いて、気持ちの良い一日となりました。 ただやはり、家に閉じこもっていては寒いだけなので、書店で買った放送大学の「現代の国際政治」のテキストを持参して、町立図書館で午前中だけ勉強してきました。分からな…

私にとっての「究極のPEP TALK!」

終日、冷たい雨が降り続いた一日となりました‥。 さて、昨日の矢崎由純さんの貴重な講演を聴いて、「一枚の絵はがき」のことを思い出しました‥。京都での大学浪人生活も終盤を迎え、志望校の受験の日が目前に迫っていた頃、奈良の女子大に通っていた高校の同…

立春の日の「有意義なお話し」

今日は二十四節気の「立春」です‥。「冬の陰気に閉ざされた万物に、春の陽気が立ち初めるという意味で立春と言う」そうで、この言葉を耳にするだけで気持ちが前向きになれそうです。 その立春の日の今日、午後から松前総合文化センターで開催された「第45…

高坂正堯と三島由紀夫

『高坂正堯と戦後日本』(五百旗頭真/中西寛 編)を読了しました。こちらも長く書棚に眠っていました‥。 本書の中では特に、中西寛先生の「権力政治のアンチノミー~高坂正堯の日本外交論」という論評が、さらにその中でも、高坂正堯と三島由紀夫との関連性…

寂しい時は鏡を見て笑う

昨日の続きです‥。1月24日(水)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、母子寮の元職員の「寂しい時は鏡を見て笑ってごらん。ゆうちゃんの顔はお母さんそっくりだよ」という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。…

言葉という「シェルター」

月末の昨日は休館だったので、今日、町立図書館に行って、1月21日(日)から27日(土)までの朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。 この一週間で印象に残ったのは、二つの「ことば」でした。まず、1月23日(火)は、ロバ…

世界は変えられる

今日で2024年の1月も終わりです‥。 月末の恒例行事として、午前7時30分から氏神神社の清掃活動に参加してきました。そして今日は、組長の仕事として、松前町の広報誌を組内(19戸)に配布しました。松前町には19の大字があり、私が住んでいる北…

「大国における富と力の相関」を学ぶ

「生活習慣病予防健診」の結果通知が手元に届くまでの約2週間、悶々とした日々を過ごしました。身近な人が、がんに罹患したりした深刻な話を聞くと、健康に自信のない私は、どんな内容の検査結果が届くのか、あれこれと心配してしまうのです。悩んでも自分…

「私という弱い人間」

今月12日に受診した「生活習慣病予防健診」の結果通知が、今日届きました‥。 γ-GTPなど肝機能の数値は改善されたものの、今回、高LDLコレストロール血症の判定を受け、コレストロールを多く含む食品の摂取を控えるよう、コメントがありました。そのほか、…

自民党は「総合商社」?

今月25日の愛媛新聞に、佐伯啓思・京大名誉教授が、「自民党が国民政党なら日本の針路提示必要」という論評を寄稿されていて、そこには次のようなことが書かれていました。少々長くなりますが引用させていただきます。 『‥‥いま述べたように、自民党には二…

ラグビーの怖さを思い知る

ラグビーというスポーツの怖さというか、奥深さを思い知らされた試合でした。 今日実施された「リコーブラックラムズ東京」対「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」の試合で、試合終了1秒前の「BR東京」の反則から、「S東京ベイ」のファンデンヒーファー選…

世に隠れることの難しさ

アレルギー性鼻炎の薬が切れたので、今日は松山市内の病院に行ってきました。そろそろスギ花粉が飛散する季節となります。そして、今日は寒さも和いで、陽だまりにホッと一息つく、そんな穏やかな一日となりました。南西に窓がある部屋の室温は、24℃を超え…