街角の本屋さんには、2012年の手帳が並びだしました。
そろそろ購入しなければ……。
私はもう10年以上、野口悠紀雄の「超整理手帳」を愛用しています。
毎年、手帳を更新するときに苦労するのは
前年の手帳の余白に書き込んだメモを、次の年の手帳に引き継ぐ作業です。
私の場合、たまたま名言名句に出会った時、その言葉を手帳の余白にメモする習慣があるので、
なんとかその言葉を次の年の手帳に引き継ぎたい気持ちになります。
例えば、今年の手帳の余白には、
・人間の最も偉大な力とは、
その一番の弱点を克服したところから生まれてくるものである。(ヒルティ)
・人生において最もたえがたいことは、
悪天候が続くことではなく、雲一つない晴天が続くことである。(ヒルティ)
・一人物の死後に残り、思い出となるのは、地位でも財産でも名誉でもない。
こんな人だった、こういう嬉しい所のあった人だったという
その人自身、言い換えればその人の心・精神・言動である。
このことが、人間とは何かという問の真実の答となる。(ヒルティ)
・マラソンはスタートラインまでが勝負。
そこに至るまでにしてきたことがすべて。やっただけの結果しかでない。
さぼったけど不思議に速く走れたなんて奇跡は決して起きない。
人生と同じです。(有森裕子)
・英知と愛情と意志の三つが保って完成された人格こそ人づくりのための究極の目的である。
偉大なあるものに近づこうとする願い
利害得失を越えて働きぬく真摯な心
天職を遂行する使命感
これこそ日本民族が評価されるゆえんである。(櫻井よしこ)
・スランプや失敗が続いても、調子がよかった過去を振り返ってはいけない。
今つまづいているのは、もっと高い場所に行こうとしているからだ。(岡田武史)
・夢なんてなんだっていい。どんなに小さなことだっていい。
その一歩で、また次の夢が見えてくる。まずは一歩を踏み出すことだ。(岡田武史)
まだまだあるのに……。
しまった。こんなことなら、お気に入りフレーズ集のリフィルに整理しておくべきだった。