しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

子育て支援政策の課題

孫娘は、今日から保育園に入園しました。

娘からのメールによると、朝7時30分に初登園。
孫娘は、娘とは泣かずに「バイバイ」したけれども、
ゼロ歳児はゼロ歳児なりに、いつもと違う雰囲気を察知していたそうです。
娘からのこのメールを読んで、思わず「うるっ」ときましたが、これも「試練?」のうちです。

さて、日経新聞「経済教室」は、昨日と今日、
子育て支援政策の課題」というテーマで識者が解説されていました。

まず、4月30日は、駒村康平慶応大学教授の「「中小企業」「非正規」対策カギ」で、
そのポイントは、紙面によると、次のとおりです。
 ・子を持つ女性の雇用と育児の両立支援重要
 ・中小企業や非正規で育児休業の普及遅れる
 ・保育需要低減に貢献した企業優遇の検討を

また、5月1日は、大石亜希子千葉大学教授の「就労に関係なく保証を」で、
そのポイントは、これも紙面によると、次のとおりです。
 ・両親のいる世帯の子どもの方が貧困率上昇
 ・母親の就労は世帯の貧困リスク軽減に寄与
 ・保育や幼児教育の質向上へ評価体制が重要

子育てが終了した私にとって、
これまではこのような記事にあまり関心があるとはいえなかったのですが、
娘と孫娘という身近な存在が、今まさに「子育てと仕事」という課題に直面しているだけに、
真剣に紙面に目を通すようになりました。

駒村先生、大石先生の貴重な提言が、
少しでも政策に反映されるよう、国・地方自治体を問わず、
社会全体として子育て支援に取り組む必要性を感じた次第です。