しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

富国有徳への道(その2)

昨日の続きです。
今日は、昨日の広告記事の中の「外国人の証言」から……。

1549年、
キリスト教布教のために日本にやってきたフランシスコ・ザビエルが本国に送った手紙
『この国の人々は今までに発見された国民の中で最高であり、
 日本人より優れている人々は異教徒の間では見つけられない。
 彼らは親しみやすく、一般に善良で、悪意がない。
 驚くほど名誉心の強い人々で、他の何ものよりも名誉を重んじる。
 大部分の人々は貧しいが、武士も、そういう人々も貧しいことを不名誉とは思わない…』

フランスの詩人ポール・クローデル
1921〜27年まで駐日大使を務めたが、
第二次大戦で日本の敗色が色濃くなった1934年、パリで言った。
『日本は貧しい。しかし、高貴だ。
 世界でどうしても生き残ってほしい民族をあげるとしたら、それは日本人だ。』

翻って今の日本は、
貧しさからは解放されたかもしれませんが、
どうやら「名誉心」や「高貴さ」を、どこかに置き去りにしてきたのかもしれません。

広告記事は、最後を次のように結んでいます。
『富国有徳への道は一己より始まることを、私たちは忘れてはならない。』

話は変わりますが、
今日はお休みをもらって、人間ドッグに行ってきました。
相変わらず胆のうには「無言の石」がいっぱいです。
そして、2年続けて眼底検査で動脈硬化を指摘され、
脳神経外科を受診することを勧められました。
この歳にもなると、身体は「要治療」だらけです。