しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

母校の満足度

日本経済新聞社と日経HRが共同で実施した
ビジネスパーソンが卒業した大学満足度調査」の調査結果が、
今日の日経新聞に掲載されていました。

調査結果によると、
入学試験の難易度と卒業後の満足度は
必ずしも一致しないことが分かったそうで、
具体例として、
最難関とされる東京大学がランキングを作成した27大学中15位、
慶応義塾大学とともに私学の雄と呼ばれる早稲田大学
20位になったことを挙げています。

母校の早大の評価が低い理由について、
記事では次のように書かれています。
『「教育研究内容が優れている」(29%)については
 慶大の47%と大差がついたほか、
 「卒業生のネットワークが充実している」(19%)も
 同53%と比べて圧倒的に低い水準だった。
 学生時代には活発なサークル活動を通じて先輩後輩、
 友人らと交流する機会が多いものの、
 卒業後に慶大の「三田会」のような組織的な取り組みが弱いことなどが
 満足度にも影響したとみられる。』

慶大で授業を受けたことがないので、
教育研究内容の比較が私にはできませんが、
「早稲田学報」を通じて見る現在の母校は、
私の在学時と比べるとずいぶん立派になっているような気がします。
特に、建替え後の法学部の8号館は、一度その雄姿を見てみたいものです。

卒業生のネットワークについては、
三田会と同様に、稲門会は海外も含め、ありとあらゆる所に設立されているはずです。
事実、私の所属する自治体にも県庁稲門会があり、
その人数は70人を超えて、年に一度は会合を持っています。

ところが、この県庁稲門会は、会員規約はなく、
会長は分かっているものの、その他の役員は形の上では存在しません。
それでも、もう何十年も会は立派に存続しています。
世間では見られない不思議な組織ですよね。

私から見ると、
県庁稲門会のメンバーは多士済々で、皆一匹オオカミのような存在でもあり、
それぞれに誇りが高く、喋り出すと止まらない方が多いのは事実です。
そのようなメンバーの集まりでも、
都の西北」、「紺碧の空」、「人生劇場」を皆で歌うと、
心が一つにまとまることができるのは、母校早大の一番の魅力だと感じています。

私にとっての母校早大は、1位であることは間違いありません。