娘の家族は、家族三人が順番に熱を出しています。
まず、娘が風邪で体調を崩し、次に孫娘が発熱。
二人の症状が落ち着いてきたら、今度は娘の旦那さんが熱を出し、
旦那さんの熱がようやく下がって仕事に復帰したとたん、今度はまた孫娘が発熱。
そんなこんなで、私の妻が娘家族のために八面六臂の活躍をしていますが、
今度は妻が心労で倒れてしまうのでは…と心配しています。
大人が熱を出した場合は、なんとか自力で回復が可能ですが、
乳幼児が熱を出した場合は、本人だけでなく周りの人間も大変です。
特に、娘も妻も仕事を持っているため、
熱がある孫娘の世話を誰が看るかは、家族にとって深刻な問題になります。
(熱がある乳幼児は、保育園では預かってくれません。)
そんなときに頼りになるのが、病児・病後児保育施設です。
保護者の就労等の理由で、病気中の乳幼児を家庭で保育できない場合に、
一時的に預かってくれるもので、松山市の場合には二つの小児科に併設されています。
さて、この病児・病後児保育施設に関する記事が、
今日の日経新聞に掲載されていました。
記事によると、看護師などが利用者宅を訪れ、
病児・病後児を世話する訪問型のサービスが11年度から国の補助対象になるほか、
今年8月に成立した子育て支援関連法には、
病児・病後児保育の拡充も盛り込まれているそうです。
さらに、記事の最後では次のように書かれていました。
『医療機関に併設した病児保育施設など
全国480施設が加盟する全国病児保育協議会(東京都世田谷区)の稲見誠会長は
「病気の子どもを預かるには、感染症の症状に応じた対応など
通常の保育以上の知識や経験などを備えた人材の育成が欠かせない」と強調する。
病児・病後児保育の担い手を増やすと同時に、
業界全体の質を向上させる取り組みも求められている。』
孫娘のケースでは、
市町村を枠を超えて、
どの病児保育施設にも預けられるようになれば非常に助かります。
(孫娘は松山市に住民票があるため、
私の住む町の病児保育施設には預けることができません。)
今後とも、働く母親のための施策が充実することを期待しています。