しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

スポーツと人生

寒い大晦日となりました。
クワイの含め煮を作り、数の子の味付けが終わったところで、
今年最後の日記を書いています。

さて、日経新聞私の履歴書」では、
森嘉朗元首相の連載が続いていましたが、今日がその最終回でした。

森元首相は、愛媛県と深いつながりがあり、
また、私の母校の大先輩でもありますので、毎回、楽しみに読ませてもらいました。

政界の裏話や苦労話など興味が尽きない話題を、さりげなく書かれており、
人生を考える上で、大変勉強になりましたが、
最終回の今日は、次の文章が特に印象に残りました。

『私は若い人たちに「ラグビーのボールはどこへ転がるかわからない。
 どこに転んでも対応できるように、
 常に鍛錬・精進を重ねて準備しておくことが大切だ」と説いてきた。
 そんな心構えで走り続けてきた私の人生もいよいよボールをしまい込む時が来た。』

ラグビーで人生を語ることができるのは、
「さすがだなぁ…」と感心するばかりです。

確かに、ラグビーが面白いのは、
ボールがどこに転がるか分からないところにあると思います。
そして選手は、その一瞬のボールの動きに対応するために、
日々精進を重ねているのですね……。

ラグビーに限らず、スポーツは、
プレーする人にとっても、プレーを観戦する人にとっても、
「人生そのもの」なのかもしれません。

今年も、残すところ数時間となりました。
来年が、全ての人にとって良い年となりますようお祈りします。