私は、本を読むことが好きですが、
時代小説はあまり読んだことがありません。
これまで読んだことがある本と言えば、
藤沢周平の「蝉しぐれ」と
山本周五郎の「ながい坂」ぐらいでしょうか。
今日の日経新聞の全面広告の、
三菱東京UFJ銀行相談役・畔柳信雄氏と人気時代小説作家・佐伯泰英氏との
人生訓に関する対談を読んで、
「時代小説を読んでみようかな」…という気持ちにさせられました。
ちょっとそのくだりを抜粋してみます。
○ 畔柳
最澄(天台宗開祖)が「一隅を照らす、これすなわち国の宝なり」
と言っていますが、どんな仕事においても、必ず社会のとへこかを照らしている。
自分の仕事は人のお役に立っているんだという気概を持ってほしい。
○ 佐伯
プロに徹するとは「やり続ける」ことだと思っているんです。
やり続ければ、誰かのお役にたてるし、自らも報われる。
小説を読んで「ホッとした」とおっしゃってくざさる読者の声は
本当に励みになります。
お二人とも、良いことをおっしゃっていますよね。
そういえば、「蝉しぐれ」と「ながい坂」の主人公も、
どちらも一途で、爽やかな読後感があったことを思い出します。
やっぱり昔の武士は偉かったのかな…?
今、机の上に積読状態の本を読み終えたら、
次は、佐伯泰英氏の時代小説に挑戦することにしますか…。(いつになることやら…)