しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

国家百年の計

今週は、仕事の関係で、県内各地の県立高校を訪れて、
校長先生のお話を聴く機会をいただいています。

学校現場では、様々な課題がありますが、
それぞれの学校で、校長先生のリーダーシップのもと、
教職員の方々と生徒の皆さんが一丸となって、課題解決に取り組まれています。
教育関係者の日々の御努力に頭が下がる思いです。

さて、最近、文部科学省が、
学校週6日制導入の検討を始めたとのニュースを耳にしますが、
残念ながら、私にはその善し悪しを判断する知識が不足しています。
ただ、学校現場では、先生方の事務量が多く、
土曜日もほとんどの先生が部活動の指導などで登校されている実態もあります。
また、生徒や保護者の置かれた立場も、一様でないのではと拝察します。

さらに、かつての「ゆとり教育」の弊害で、
日本の児童・生徒の学力が低下傾向にあり、
このままではグローバルな世界で戦えないという心配は理解できますが、
一方で、学校週5日制は、既に一般社会に広く定着した感があります。

とりとめのない話になってしまいましたが、
教育が「国家百年の計」であることは間違いのない事実です。
将来の日本の針路を誤らないためにも、
学校週6日制の導入に当たっては、
広く国民的議論がなされることを期待したいと思います。