一昨日(11日)の日経新聞には、
『職場で煙たがられる中高年』という記事が掲載されていました。
現代の中高年は長く働き続けるうちに家庭でなく、
職場で後輩に煙たがられる
「新型濡れ落ち葉」とも呼べる存在になるおそれが出てきているそうです。
そうならないためには、どうすればよいか。
記事では、職場で「濡れ落ち葉」にならないための7か条を、次のとおり紹介しています。
1 逃げ切ろうとしない
→ しっかりと現役を続行すること
2 糸の切れたタコにならない
→ 職場の動きを把握し、チームプレーを
3 何事も自分で汗をかく
→ 他人任せにするクセを直す
4 新しい人脈づくりに努める
→ 昔の人脈だけでは発想が古くなる
5 後輩社員に目をとめる
→ 自慢ではなく失敗を語り、苦労を共有する
6 時々、月光仮面になる
→ 職場がピンチの時、懸命に支える
7 体力の低下はわきまえる
→ 無理し過ぎると、長続きしない
う〜ん、身につまされる話ですよね。
とても他人事とは思えません。
私の勤務先でも、定年退職後には「再任用」という制度があります。
昨日まで部下だった職員の下で働くことは、今では至極当たり前のことです。
その時の心構えとして、上記の7か条はとても参考になります。
私も、将来、職場で濡れ落ち葉にならないよう、
「何事にも自ら汗をかきたい」という「気持ち」は思っていますが、
これがなかなか至難の業です。気持ちはあっても、それが長続きしそうにないのです。
さらに問題なのは、家庭で「濡れ落ち葉」になるリスクがあることです。
こちらも、そうならないために、
今からでも新たな生き甲斐を見つける必要があると思っています。
あ〜ぁ、(溜息)
つくづく私は、生きるのが下手で、愛することが不器用なんだと思います……。