一昨日と昨日と飲み会が続きました。
一昨日は仕事関係の飲み会、昨日は親しい仲間との飲み会です。
このため、2日連続で日記をお休みしましたが、今日から再開です。
さて、第183通常国会は、今月26日で閉会しました。
26日午後の参院本会議で、安倍首相の問責決議を野党の賛成多数で可決。
このため、電気事業法改正案や生活保護法改正案など
政府提出の重要法案は廃案となりました。
翌日27日の全国新聞の社説は、
当然のことながら、これに関する論評を掲載していましたが、
社説の見出しと冒頭の書き出し部分を抜き出して比べてみても、
その「怒り」というものが伝わってきます。
○朝日新聞 → 「国会の惨状−こんな参院はいらない」
・これは参議院の自殺だ。
そうとしかいいようのない、「ねじれ国会」会期末の惨状である。
○読売新聞 → 「通常国会閉幕 首相問責で野党は何を得たか」
・あまりにお粗末な通常国会の幕切れである。
○毎日新聞 → 「国会閉幕・参院選へ 「論戦不在」まず猛省を」
・与野党の駆け引きばかりが横行してまともな論戦が行われず、
揚げ句の果てに重要法案も投げ出して選挙戦に突入する。
こんな異常な国会は過去、ほとんど例がないだろう。
○日経新聞 → 「こんな体たらくの参院ならいらない」
・重要法案の多くを成立させられないまま通常国会が閉幕した。
与野党の駆け引きに終始し、
法案審議をほとんどせずじまいだった参院の責任はとりわけ重大だ。
こんなことを続けていれば参院不要論に拍車がかかるばかりだ。
○産経新聞 → 「首相問責可決 国民生活より党利党略か」
・国会最終日の参院本会議で、
安倍晋三首相に対する問責決議が野党の賛成多数で可決された。
「なぜ問責なのか」よくわからないままの幕切れだった。
参議院に対する強烈な批判は、誠にごもっともだと思いますし、
早く「ねじれ」が解消してほしいと願うのは、私だけではないと思います。
しかし、立ち止まってよくよく考えてみると、
今の参議院とその議員を選んだのは、もともとは私たち有権者であったのです。
今度の参院選挙では、心して投票したいものです。