しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

夏の風物詩

自宅の玄関先のシマトネリコの花をお目当てに、
早朝から賑やかな「お客さん」が大勢やってきます。

「お客さん」の正体は、どうやらミツバチではないかと思われます。
ブーン、ブーンと音を立てながら、花の蜜を一所懸命吸っているみたいです。

私の自宅周辺は、どちらかといえば都市化が進んでいる方で、
ミツバチが、一体どこから飛んでくるのか不思議なのですが、
その風景は、すっかり我が家の夏の風物詩になってしまいました。

夏といえば、四国地方も昨日(8日)に、気象庁から梅雨明けが発表されました。
報道によると、平年に比べて10日前後早く梅雨明けしたようです。

梅雨明けした途端に、今日も猛烈な暑さに襲われて、
冬の寒さ以上に夏の暑さに弱い私には、これから試練の日々が続くことになります。

さて、枕元に常備している
谷川俊太郎の詩集を開けてみると、
「ネロ〜愛された小さな犬に」という詩がありました、

『お前はたった二回程夏を知っただけなのに
 僕はもう十八回の夏を知っている
 そして今僕は自分のや自分でないいろいろの夏を思い出している』

そう…、そして私には、五十八回目の夏がやってきました。
それは毎年やってくる夏なのに、全く別の新しい夏です……。