ヤンキースのイチロー選手が、日米通算４０００本安打を達成しました。
現地ニューヨークでは、記者会見が行われたようですが、
その一問一答の内容が、素早くネット上で確認できるのは、とても有難く思います。
以下、イチロー選手の発言の中から、私のお気に入りの「名言」を拾い出してみました。
「記録が特別な瞬間を作るのではなくて、
自分以外の人たちが特別な瞬間を作ってくれるものだというふうに強く思いました。」
「誇れることがあるとすると、４０００のヒットを打つには、僕の数字で言うと、
８０００回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。
それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、
誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね。」
「どの世界でも同じだと思うんですけど、記憶に残っているのは、
上手くいったことではなくて、上手く行かなかったことなんですよね。」
「これからも失敗をいっぱい重ねていって、
たまに上手く行ってという繰り返しだと思うんですよね。
なかなか上手く行かないことと向き合うことはしんどいですけど、
これからもそれを続けていくことだと思います。」
う〜ん、参りました。
イチロー選手の才能は天性ものと思っていましたが、
天性の才能は努力によって花開くものなのですね。
「凡事徹底」の大切さを、改めてイチロー選手から学んだような気がします。
おそらく、明日の全国新聞の一面コラムには、
イチロー選手の偉業を称える記事が掲載されるのではないかと思っています。
今からその内容が楽しみです。
