やはり、これだけの文才を持つ「この人」は、只者ではないと思います。
昨日(10日)の読売新聞に、
『「あまちゃん」を終えて〜希望の光へ さあ私たちも!』
という記事が掲載されていました。
記事を投稿されたのは「この人」、女優の小泉今日子さんです。
ちょっとその記事の中の文章を紹介させていただきます。
『若者たちが夢を持ちにくい時代なのだと何かで読んだ。
ひとりの大人として申し訳なく思う。
だから最終回で、
アキとユイちゃんがトンネルの向こうに見える光に向かって走り出した時、
やっぱり私は泣いてしまった。
夢なんかなくても、夢に破れても、何者にもなれなかったとしても、
若者はのびのびと元気でいて欲しい。
それだけで私達大人にとっては希望なのだから。
明るい光を目指して走り出す二人は美しくて、たくましくて、眩しかった。
さあ、あまロス症候群のみなさん!
老いも若きも二人に負けないように
明るい光を目指してまた走り出しましょう!』
実をいうと、私は、
「あまちゃん」を、ほんの数回しか観たことがありません。(もちろん最終回も…。)
ですから、「あまロス症候群」というのがどういう症状なのか分からないのです。
「ここはなんとしても総集編だけでも観なければ!」と決意を新たにしています。
話が横道にそれましたが、
小泉さんの文章は、お世辞でもなんでもなく、
ホスビタリティに溢れていて、とにかくお上手です。
エッセイストかコラムニストにも、きっとなれるのではないでしょうか。
(読売新聞「本よみうり堂」の書評にも、小泉さんは「登壇」されています。)
女優であり、歌手であり、そして天性の文才も持ち合わせている。
天は、時として、人に二物をお与えになるみたいです。