今日は、 二十四節気の「立夏」です。
いつものように「こよみのページ」で調べると、次のように解説されていました。
『この日から立秋の前日までが夏。
野山が新緑に彩られ、夏の気配が感じられるようになる。
かえるが鳴き始め、竹の子が生えてくる頃。』
立夏となった今日は、午前中いっぱい雨が降り、新緑を潤していました。
ただ、カエルは、まだ鳴く気配がありません。
そして今日は、「こどもの日」でもあります。
『19488年(昭和23年)に制定された国民の祝日で、
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、
母に感謝する日とも規定されている。』
こうして改めて解説を読むと、
こどもの日は、私が生まれる前というか、終戦直後からあったのですね…。
それに、母に感謝する日とは知りませんでした。
ここでも父親の影は薄いようです。
こどもの日に関連して、朝日新聞「天声人語」には、
次のようなことが書かれていました。
『少子化に加えて、子どもの日常はますます遊びから遠のいていると聞く。
時間、空間、仲間の三つを、遊びに欠かせない「サンマ(三間)」と呼ぶそうだ。
放課後の外遊びもサンマがあればこそ。
いまや都市部では原っぱという「黄金空間」も消えて久しい。
〜(略)〜
鬼ごっこも缶けりも、長じて何かの役に立ったとも思えないまま、何かの役に立っている。
それが遊びというものだろう。サンマを上手に確保するつとめが社会にある。
無論こどもの日だけではなく。』
こどもの日の今日、我が家には孫娘が来ています。
孫娘にとって私は、サンマ(仲間)の一人と思われているのかもしれません。
孫娘の遊びの相手をして、今日も本がゆっくり読めませんでした。トホホ……。