昨日は、二十四節気の「大暑」でした。
いつものように「こよみのページ」で調べると、次のように解説されていました。
『最も暑い頃という意味であるが実際はもう少し後か。
夏の土用の時期。学校は夏休みに入り、空には雲の峰が高々とそびえるようになる。』
暑さは真っ盛りですが、
一方で、この時期は、冷たい「そうめん」がとてもおいしい季節です。
食欲がなくても、「そうめん」だったら食べられるという、
とても有難い食べ物でもあります。
さて、その「そうめん」に関して、
昨日の日経新聞電子版の「ことばオンライン」では、
『「そうめん」と「冷や麦」、違いは何なのか』という記事が掲載されていました。
「そうめん」と「冷や麦」の違い??
そんなこと、考えてもみませんでした。
記事によると、その違いは、現在では単純に「麺の太さ」だけで区別しているそうで、
親切丁寧に次のように解説されていました。
『日本農林規格(JAS)は、
主原料に小麦粉と塩を使い乾燥させた「乾めん類」について
「機械製麺の場合、長径1.3ミリメートル未満が『そうめん』、
1.3ミリメートル以上1.7ミリメートル未満が『冷や麦』」と規定している。
では太さ1.7ミリメートル以上の麺は?
JASの分類では「うどん」。
さらに、4.5ミリメートル以上になると「きしめん」となる。
太さ0.数ミリメートルから数ミリメートルの間で、
呼び名が異なる様々な麺に分類されるのだ。』
う〜ん、なるほど…。麺の世界も奥が深いのですね。
これまで、こんなことも知らずに食べていました。
ちなみに、「そば」には太さによる定義はないとのことでした。
これからしばらくは猛暑が続きそうです。
冷たい「そうめん」に舌鼓を打ちつつ、この夏を乗り切りたいと思います。