最後の最後までハラハラドキドキした試合でした。
関東大学ラグビー対抗戦の「早稲田大学」対「筑波大学」の試合は、
後半ロスタイムの布巻君のトライで、
早稲田が19対15で筑波に逆転勝ちしました。
試合終了直前に逆伝勝ちするなんて、
往年の早稲田ファンにとっては、
かつての数々の興奮を思い出させるものがありました。
さらに、スクラムトライを奪うなんて、
まるで明治のラグビーを見ているようでした。
フォワードの体格差を低く鋭いスクラムで補い、
素早く球出ししてバックスの展開に持ち込むという、
私が大学生の頃の早稲田のスタイルを思い出すと、
隔世の感がありました。
ただ、正直なところ、
今日は、試合には勝ったものの、内容では負けていたような気がします。
ラインアウトはことごとく失敗するし、ハンドリングエラーは多かったし……。
いゃあ、それにしても布巻君は、ナイス・ファイターですね…。
彼が途中出場してから、早稲田に勢いが出てきたと思います。
一方で、早稲田に何か物足りさなさを感じたのは、
フルバックの藤田君が出場していなかったからでしょうか…。
いずれにしても、
シーズンが始まったばかりなのに、
白熱した試合を今日、テレビ観戦できてとても嬉しかったです。
早稲田と筑波、どちらも「打倒帝京」を目指して、
これからの試合も頑張ってほしいです。