しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

さぁ、投票に行こう!

衆院選挙の投票日が、いよいよ明日14日に迫りました。
私の住む町では、
選挙カーの「よろしくお願いします」の声もほとんど聞かれず、
比較的静かな選挙戦だったように思います。

ところで、その選挙に関し、
昨日12日の朝日新聞天声人語」では、
松山市選挙管理委員会の選挙啓発活動が、次のように紹介されていました。

『若い世代の低投票率を何とかしたい。松山市の取り組みはユニークだ。
 啓発スタッフの「選挙コンシェルジュ」に愛媛大と松山大の学生8人を任命。
 CMは彼らが撮影した。
 「選挙カフェ」を提案したのも彼らだ。学生食堂の各テーブルに選挙公報を置いた。
 去年の参院選で松山大キャンパスに期日前投票所を設けた。
 学内にあれば行くという学生の声を反映した。
 その結果、市内の投票率は他の世代で軒並み前回を下回ったのに、
 20代前半だけは2.72ポイント上がった。
 今回は愛媛大にも置いた。10日からの3日間だ』

私も、向き不向きは別として、選挙事務に従事した経験があります。
一口に選挙事務と言っても、投開票事務のほかに様々な事務があって、
啓発(「常時啓発」と「選挙時啓発」があります)は大切な仕事の一つです。

問題は、政治や選挙に無関心な若者を、どう投票行動に結びつけるか、
常時啓発や選挙時啓発をどのように効果的に行うかなのですが、
その意味でも松山市選管の取組みはとても斬新で、
全国紙の著名コラムに取り上げられるのは、本当に誇らしいことだと思います。

コラムが指摘するように、未来をつくるのは若い世代なのですが、
そういえば、わが娘も、まだ二十代の「若い世代」の一人です。
表だって聞いたことはないけれど、娘は投票に欠かさず行っているのかな…?

まずは、「身内への啓発」が必要かもしれません……。