「23日は配電線工事のため午前8時30分から午前11時30分まで停電」と、
あらかじめ施行業者から配布されたチラシを読んでいたので、
今日は普段の休日よりも早く起きて、朝シャンと朝食を済ませました。
というのも、我が家はオール電化住宅なので、
停電するとすべての家電製品が使用不能となります。
今日は日差しもあって比較的暖かかったものの、
暖房器具が使えないと家に居てもさすがに寒いので、
朝食後は近くの大型ショッピングセンターに出かけることにしました。
午前11時前に帰宅して工事終了時刻を待ちましたが、
予定の午前11時30分になっても電気が使えません。
お昼御飯も作れないので、仕方なく施工業者に電話すると、
「あと30分はかかります」とのこと…。
う〜ん、まいったな……。
これまた仕方なく、再びお弁当を買いに出かけることになりました。
お昼過ぎには電気が使えるようになって一安心しましたが、
今回の停電で、電気なしで使える石油ストーブが必要だと思いました。
冬季に災害が起こり停電した場合に備えて、一台は用意しておく必要がありそうです。
さて、話はがらりと変わって、
NHKテレビテキスト『100分de名著〜ハムレット』を読了しました。
「To be,or not to be」
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」は、
あまりにも有名で、私もこのセリフは知っていましたが、
ハムレットのストーリー自体は、この本を読んで初めて知った次第です。
なお、このテキストの解説を読んで、印象に残ったのは次の記述でした。
『人間にできることはごくわずかであり、
人は大いなる運命や自然のなかで生かされていると思い至ると、
永遠の時の流れのなかで、自分の人生はごく短い瞬間だという認識ができます。
すると。刻々と過去に変わっていく現在のなかで、
自分だけを信じて必死にもがいて生きていくよりも、
未来へ向かう現在を運命や自然とともに生きるべきだという悟りができる。』
余談ですが、
ハムレットの作者シェイクスピアと徳川家康の没年は、
同じ1616年だそうです。
400年以上の時を経ても読み継がれ、そして上演されているのは、
やはりそれだけの価値がある作品なのだと思いました。

シェイクスピア『ハムレット』 2014年12月 (100分 de 名著)
- 作者: 河合祥一郎
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2014/11/25
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