今日は、年末恒例の行事を済ませて来ました。
正岡子規の『十年の汗を道後の温泉(ゆ)に洗へ』をお借りすれば、
「一年の汗をキスケの温泉(ゆ)に洗へ」といったところでしょうか…?
JR松山駅前の「キスケの湯」で朝風呂に入り、
同じ場所でビールを飲みながら昼食を取り、畳の間で一時間ほど仮眠する…。
その後、市内電車で松山市駅まで帰り、ジュンク堂で本を物色する…。
何もかも忘れて、お風呂とサウナの中でボーとする時間と、
本の背表紙をぼんやりと眺めている時間は、
私にとっての「至福の時間」でもあります。
こうして、また私の一年が過ぎ去り、
生きていれば、おそらくまた来年も同じことをすると思います。
そして、今は、
懐かしのフォークソングを聴きながらこの日記を書いています。
ちょうど、ザ・ブロードサイド・フォーの「星に祈りを」がかかっているところ…。
♪夜空の星に祈りを捧ぐ
その娘のやさしい瞳のなかに
喜びの涙があふれていた
生まれて初めて知った恋を
求めて離さずここまで来た
あぁ〜、私にとっての「その娘」は、今どこで何をしているのかしら?