しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

誤算はつきもの?

今日は大晦日。2014年もあと数時間で終わりです。

今日は、午前中は穏やかに晴れていたのに、
午後からは一転、雷が鳴り響いて大荒れの天気となりました。

私は、ここ数年、大晦日にやることは決まっています。
カズノコの薄皮をはいで、カツオだし風味の「たれ」に一日浸します。
そして、「くわい」の皮をむき、含め煮を作ります。
どちらも肩の凝る作業で、結構時間がかかります。

さて、31日の日経新聞「経済欄」には、
『今年の景気、3つの誤算』という記事が掲載されていました。

記事の見出しによると、3つの誤算とは次のようなものでした。
 ①消費低迷
  消費増税で税収は増えるが、個人消費は落ち込んだ
 ②伸びぬ輸出
  円安株高で家計の資産は膨らんだが、輸出は伸びなかった
 ③実質賃金
  物価は上がり、賃金は目減りした

具体的には、次のような解説がありました。
『17年ぶりに消費税を上げ財政再建に一歩踏み出したが、
 個人消費が思わぬ失速を示した。
 円安にもかかわらず輸出が伸びず、内需のもたつきを外需で補うシナリオは崩れた。
 長期デフレからの脱却につながる物価上昇も賃金の伸びが伴わず、
 回復がもたつく主因となった。』

う〜ん、なるほど……。
景気にも誤算があるように、人生にも誤算はつきものですよね…。
記事の最後は、次のように締めくくられていました。

『3年目の安倍政権成長戦略を着実に実行することで
 企業や家計が将来に自信を回復し
 投資や消費に踏み出すかが日本経済の焦点となる。』

日本経済も、そして我が家も、
来年こそ良い年でありますように…。
私の日記の数少ない読者の皆さまも、どうか良い年をお迎えください。