しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

盟主奪還への道のり

11月の声を聞いたとたんに、急に寒くなりました。

吹く風が冷たく、今日は本当に肌寒かったです。

 

さて、東京六大学野球で早稲田は慶応を2対0で破り、春明連覇を達成しました。

優勝回数も、並んでいた法大を抜き、歴代単独最多の45度に伸ばしたそうです。

誠におめでとうございます。

明治神宮大会での秋春連続日本一を期待しています。

 

それに引き換え、同じ日に行われた

関東大学ラグビー対抗戦の早稲田対帝京の試合は、

先の筑波戦に続き、目を覆いたくなるような試合でした。

 

後半途中、50点以上の点差が開いた段階で、

とうとう我慢の限界がきて、テレビのスイッチを切ってしまいました。(苦笑)

いくら帝京が強いとはいえ、いとも簡単にタックルを振り切られ、

楽々と、そして次々とトライを奪われるシーンは、

これまで長く早稲田の試合を見てきたけれども、あまりなかったように思います。

 

辛辣な表現で早稲田関係者の皆さんには申し訳ないですが、

大学ラグビーの「盟主の座」を、

帝京大学から奪還するのは、長い道のりがかかるような気がします。

せめて、次の早慶戦早明戦で、早稲田の「意地」を見せてほしいです。

 

そして、今日の朝日新聞の「折々のことば」は、孔子

「述而不作、信而好古(述べて作らず、信じて古(いにしえ)を好む)」でした。

鷲田清一さんの次のような解説がありました。

 

『「述べる」とは、語り継がれてきた古典を祖述すること。

 「作る」とは新しく創ること。

 とはいえ、古典をお題目のようにくり返せばいいと言うものでもない。

 「信じる」とは、賢人が言い伝えんとしてきた知恵のなかから、

 これこそ本当に大事と思われることを一身を懸けて選び取ること、

 継ぐことである。』

 

「創造」と「継承」という意味でしょうか?

この「ことば」に、早稲田ラグビー復活の「鍵」があるような気がします。